反転した世界にて9
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いぅ、イゥぅうっ! ……んん〜ぅうっ!!」
――なぜか、言葉にならない白上さんの矯正が、絶頂を催しているのだなと感じ取ることができた。
見たい。イッた白上さんが、どんな顔を見せてくれるのか、どんなふうに溺れてしまうのか。
それだけを考えているうちに、もう僕の思考には、白上さんを気遣うような感情が残る余地はなく。
「!! んぁぅん! 〜〜〜〜〜ぁっぐうぅううぅうっ!!」
先ほどまでとは、また違う。痙攣の振れ幅と、分泌される愛液の量が、何倍にもなっていた。
極限にまで反りあがった白上さんの首筋が浮いて、頭頂をベッドに押し付けるようにしている。
そうなると当然、持ち上げられた陰部が、僕の口に強く押し付けられてしまうわけで。そんな風になるということは即ち、敏感な部分に触れる面積がまた広がってしまうということで。
「うぉ、すご、すごいぃっ、まだ、まだイッれぅ、わたし、まだイぐぅ……〜っ!!」
「うん、好きなだけ、逝っていいよ、白上さん」
「おねが、やぁ、ゆる、許し、ぁ、んぁぁあああぁあっ!」
終わりの見えない絶頂。
数十秒か、数分か。白上さんは甲高い嬌声を我慢することなく喘ぎまくった挙句、全身を喜びに打ち震わせてくれた。
「ふああぁっ……あ、あぁ……、〜〜、あ、はぁ……」
「はぁ、はぁ……。ホントに、白上さんって、エロいなぁ……」
ずるりと。
僕が少しだけ身を引くと、力の抜け切った白上さんの腰が滑り落ちる。
――ちょっと、やりすぎたかなと。思わなくもなかった。
あさっての方向へと向けられた白上さんの視線――、いや、その虚ろな目は、やはりどこを見ているというわけでもないのだろう。だらけきって投げ出された四肢は、硬直しているのか弛緩しているのか、こうして眺めているだけでは判別がつかない。
呼吸も、ままならないのだろう。ひくひくと、小刻みに胸を上下させていて、質量の薄い吐息が吐き出されるたびに、蚊の鳴くような嬌声が、聞こえてくる。
「ぁ……、ぁはっ、……あ、ぁ……はぁ」
しかし僕は、鬼畜だった。自分でも反省せざるを得ないくらい、僕は白上さんに対して容赦がなかった。
――力の抜けた白上さんの両足は、持ち上げると相応な重さを感じさせた。
けれど抵抗はなく。広げられたその中心部、今もじゅくじゅくに湿りきっているその場所が、いとも簡単に曝け出される。
「……挿れるよ」
「……、……」
コクリと、白上さんが頷いたように見えたのは、幻視だったようにも思う。
――しかし少なくとも、白上さんの身体は、僕の逸物を何の支障もなく受け入れていった。
「ン、ぐ……」
「んぉ……ぁ、あかさ、くん、の……ナカにぃ、……ぃっ!」
狭い。圧迫感。
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