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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
約束と恋の芽生え?
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さん。いつも堂々としてるのに妹のことになると気にはなるし心配もしてるけど、ビクビクして話しかけられないってアンタは一昔前の娘にどう接したら良いか分からない父親か!というか「もう止めてー!私のライフはもうゼロだからー!(泣)」…分かりましたよ…」


楯無さんが涙目になりながら必死に止めてくるので、まだ言いたいことはあったが言うのを止めた。


「怜ちゃんのキャラが私は未だに把握出来ないよ…」


楯無さんは腕を床に着き、orzみたいな感じになりながらぼやいていた。


「正直楯無さんが自分でどうにかせいや!と思いますけど楯無さんに借りを作っておいた方が何かと便利そうなので了承しました。まあ暇な時にでも訪ねてみます」

「約束だからね!」

「うぉ!」


さっきまでorz状態だったのにいつの間にか僕の目の前に移動して手を握っていた。

一瞬でこの動き…こやつやりおるな?

…ゴメン、ただ言ってみたかっただけ。


「まあそろそろおいとましますよ。それと簪さんのことですが、出来る範囲でやっておきますので」


僕がそう言って立ち上がり生徒会室を出ようとして扉に手をかけた時に楯無さんがまた声をかける。

「ゴメンね。こんなこと頼んじゃって」

「良いって言ってるじゃないですか。あまり言うと怒りますよ?」

「分かったよ。ありがとうね」

「はいはい。ではまた」


僕はそう言って生徒会室を後にした。

〜レイsideout〜










〜一夏side〜

今俺は部屋のベッドで横になっていた。

ん?休日だからってぐうたらするなって?

俺はぐうたらしているわけじゃない。

じゃあ何故横になっているかと言うと、あの無人機と戦った時に鈴の衝撃砲を最大出力を背中に受けたせいで腰を痛めているからだ。

千冬姉と山田先生には知られているが他のみんなには知られないように何気ないように立ち振る舞っている。

理由?

何か弱みを見せるみたいで嫌だからという強がりと心配させたくないという気持ちからかな。

まあ昨日はみんなが心配してきて部屋に来たり、ルームメイトの怜がいたから必死に腰が痛くても普通に振る舞っていた。

今日は怜は朝から用事でいないし、俺は部屋から出てないから誰にも会うことはないので腰に湿布を貼って横になっていたというわけである。


「それにしても痛いなこれは……千冬姉は二、三日は痛みは引かないって言っていたけどこれはツラいぜ…」

「強がって湿布だけで済ませているからそうなってるんだよ」

「…え?」


一人言を呟いたらそれに対して後ろから聞きなれた声がしたのでゆっくりと振り返ると怜が呆れ
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