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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐ 
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第21話 『嵐の後の静けさ』
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かに腕は一流だし信頼できるけど結構変わった子なのよね。だから……大変だろうけど頑張ってね?」
「どういう意味だ、それ――」
「そのうち分かるわよ、それじゃ――おやすみなさい、月代先輩」
「……ああ、楯無」

最後にもう一度彼女の名前を呼ぶと、楯無は満足そうな笑顔をこちらに向けて手を振りながら歩いて去っていった。何故名前を呼ばれたくらいであんなに嬉しそうにするのだろうか? むぅ……乙女心とはよくわからんなあ。
そういえば、明日は一夏の代表就任祝いだっただろうか、そんな事を俺は思い出しながら寮へと戻っていった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――『彼』は己に協力を申し出てきた『彼女』に対して何を思ったのか。

――そして、IS学園に現れる『2人』の転校生 彼女達と出会う日は、既に目の前だった。

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