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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第14話 銀髪の勇者
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看板が出ている店しか確認してないみたいだな?」
リュウキはレイナにそう聞く、するとレイナは、目を丸くしていた。
「……え? 違うの? だって、宿屋と《INN》って同じ意味でしょう?」
確かにそのレイナの認識で間違いはない。だが、この世界では少し違うのだ。そもそも、単純に言ってしまえば、別に宿屋に泊まらなくても泊まる手段は幾らでもある。普通のゲームなら宿屋以外無理だが、これはVR世界。そう、その気になれば野宿でだって、睡眠することはできる。
「まぁ……意味は間違ってない。だが この世界。アインクラッドの低層フロアじゃ、最安値でとりあえず寝泊りは安全に出来る場所……それが《INN》の表記がある宿屋だ。それなりにコルを払って、寝泊りできる部屋は宿屋以外にかなりあったと思うが? 全てを確認した訳ではないが、この街では5,6つ程はあったと思うが」
「………………」
レイナの姿はフードで表情は見えないが。多分放心しているような気がしていた。
そして、リュウキがレイナに大丈夫か? と訊こうとしたその瞬間。
「ええええええええッ!!! それ本当ぉぉぉぉぉぉッ!!」
“おー……おー……ぉー……ぉー………。”
レイナの叫びが辺りに木霊していたのだった。
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