暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の十字架
〜オニバス駅〜
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間をつぶそう
俺らはその後ラテを飲みつつ雑談で時間をつぶし、集合時間になった

「ア?・・・はぁ、またあいつらか・・・」

駅のホームではすでにけんかが始まっていた。もちろん首謀者はあの二人

「なんで、テメェがいるんだか理解できねぇ!」

「そりゃこっちのセリフだァ!助けなら俺と兄ちゃんで十分だっての!」

周りに被害が出そうだな・・・さて、どうしたもんか?
とかなんとか考えているとルーシィが名案を思い付いた

「あ!エルザさん!」

「「あぁ!?」」

とたんにふたりがハッピーになった!?やるなルーシィ

「ってウソじゃねぇか!」

グレイがなぜか半裸で叫ぶ
ナツも(半裸じゃないが)叫ぶ
以外と仲がよさそうな雰囲気なのになぁ

「使えるわね、これ」

「名案だ。俺も使うことにしよう」

「あい。おもしろい光景だね」

最後の声はハッピー。まぁ、青いしゃべる猫だ(飛ぶぞ?)
と、その時ちょうどエルザが現れた。・・・相変わらず荷物多いな

「すまん待たせたか?」

「いや、気にするほどじゃない」

ルーシィからしてみればかなり長い時間待っているのだが、カフェに行ったんだ。別に待ち損じゃないだろう

「そうか。では今日はみなよろしく頼む。・・・む?君は」

「ルーシィです!今日はよろしくおねがいします!」

さすが新人。古株に取り入ろうとするねぇ
プルルルルルルルルル…
おっと、列車が出るな。さっさと乗らないと

「ちょっと待てエルザ!!」

乗ろうとするエルザをナツが引き止めた
やけに気合い入った顔だが何だろう?

「帰ったら俺と勝負しろぉ!!」

おぉー命知らず!
ま、今のナツなら5分は保てるな。5分だけ
流石にまだ勝てるわけはないな。せめてs級にならなきゃな

「いいだろう、私も自信はないが受けて立とう」

「おおっし!!燃えてきたぁ!!」

実際に燃えてるぞ・・・
しかし、そんなナツも列車に乗ると同時に酔ってダウンしやがった
滅竜魔導師は乗り物に弱い。俺も例外じゃないが、列車によって生まれる衝撃を食べることで全く揺れを感じないため酔わない。その証拠に俺が持っているコップの中身は全く揺れていない

「そういえば、エルザさんと、、クルスはどんな魔法を?」

「エルザでいい」

「エルザの魔法はキレイだよ!赤い血がぴゅーって」

ハッピー、それはキレイとは言わん。むしろ汚い

「いや、私はグレイの魔法の方がきれいだと思うぞ」

目で合図を送られたグレイは息を少しはいて両手を合わせた。すると、手に冷気が集まり、次の瞬間氷のフェアリーテイルマークが現れた
やっぱりキレイだと思う

「氷かぁ。だからあんた
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