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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第13話 『IS学園』
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ットが大きい為という理由もあるようだ。
ここで俺とアリアは再認識。本当にあの人達何者だと。尋常ではないコネを持つ3人に変態とも言える技術を持つ主任。本当に味方で良かった。
話し合った後に『仏蘭西国企業連』の結成と俺自身を『二人目の男性IS操縦者』として全世界に公表した。
やはり他国や委員会には目をつけられたが、既に『仏蘭西国企業連』だけではなくフランス政府まで後ろ盾としていた為、そこまで問題は起こらなかった。
そうして今――今日はIS学園の入学式の日であり、『織斑 一夏』がこの学園に入学する日でもある。 こちらの事情で入学式に間に合わなかったため、今俺とアリアはIS学園の受付で手続きをしているのだが……
――予想はしていた、だけど……ここまで辛いものとは思わなかった。今ならパンダの気持ちが良く理解できる。
手続き自体が少し時間が掛かるため、俺とアリアはIS学園の制服姿で受付と入学手続きを行っている。
そしてそんな俺達を見ている周りの視線、きっと多くの感情が入り乱れたその視線に俺は既に疲れ果てていた。
自身の存在は『二人目のIS操縦者』として公表しているため、企業所属としてIS学園に通うと公表している以上こうなることは何度も言うが予測していた。
まるで珍獣を見るような、珍しいものを見るような――玩具を見るようなそんな視線が、俺は嫌で嫌で仕方なかった。
唯一の救いは、隣にアリアが居ていつも通りに接してくれること。自分をよく知っている存在であり、身内である彼女が居るだけで本当に気は楽になった。
それに――ただでさえ綺麗だと感じてしまう彼女が、こうして学園の制服を着ている少し背が低い彼女も、セミロングの金色の髪も、気の強そうな茶色の目も全ていつもとは違うように見えて、新鮮で……何を考えているんだ俺は。
心身滅却。雑念を一瞬で振り払うと、こうしていつも通りに接してくれる彼女に対して心の中で『ありがとうな』と呟く。
「――以上で手続きは完了です、ようこそIS学園へ 『月代 悠』さん、『アリア・ローレンス』さん」
そうして暫くして、入学手続きが全て完了する。俺は受付の人に『ありがとうございます』とだけと言うアリアの方を向く
「さて、と――これからどうしたらいいんだ?」
「うーん……一応さっきの説明と手続きで私とユウは1組って事は分かったけど……直接教室に行けばいいのかな? でもユウ、18だからてっきり最高学年だと思ってたけど違ったんだね」
「あー……あれじゃないかな、『二人目の男性操縦者』だから、最高学年にすると大体1年で卒業になっちゃうし、それと単位やカリキュラムの関係じゃないか?」
「確かに…という事は、ユウ、まるで留年生だね?」
「まぁ確かに立場と年齢上言われる
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