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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐ 
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第8話 『晩餐会』
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か感じちゃうから気にはしてたんだ――ありがと、ユウ それで…これからどうするの?」

自分達は楽しんだり社交をするため、ましてや飯を食うために今日来た訳ではない。
俺とアリアにとっての最重要案件は『デュノア社社長』との面会、そして彼が言っていた『話』につて聞くためと、レオンさんが持ちかけられた『提案』の真意を知るためだ。

「そうだな――デュノア社の社長が言っていた『話』というのは、多分まだ時間が掛かると思う――先にエディさんとレオンさんが社長と会談してるみたいだしな…」

「私とユウは、他の招かれてる人みたいに――ここに社交や楽しみを求めてきてる訳じゃないからね、なら…エディさんとレオンさんから連絡あるまで適当に待機してる?」

確かに、それがいいかもしれない。恐らくデュノア社の社長は俺が『IS』を使用できる事を知っているか、政府が隠蔽したあの時――俺とアリアが殺し合いをした一件について何か掴んでいるんだと思う。
そう考えるのだとしたら、罠や襲撃を考えてどこかで待機しているのがいいのかもしれない、そう考えた

「確かに、そうしたほうがいいかもしれないな――なら、最初に通されてた部屋で連絡があるまで待機して――」

「あれ? ――ユウさん、アリアさん!」

部屋で待機しようとアリアに言おうとした時、自身の背後から声を掛けられた。そしてその声は――聞き覚えのある声だった
振り向くと、そこにはドレス姿のシャルロットが笑顔で手を振っていた

確かに『デュノア家で晩餐会』と聞いた時点でシャルロットと会う可能性は考えていた。彼女も『デュノア』の人間で、社長の子供でもあるのだ――
だが、俺は先日のシャルロットと親父さんの電話の内容からシャルロットは『出席しない』と考えたのだ。
もし、デュノア社の罠や策略であるならこちらとしては手荒な方法も取らなければならないかもしれない。
だから、巻き込む可能性を考えればできれば出席しないでいてくれたほうがよかったのだ。
まだデュノア社が何かしようとしている、と決まったわけではないが――警戒しておく事に越した事はないのだから。

自分の頭の中で多くの事を考えながら、俺はそれを表に出さないようにしてこちらに向かってくるシャルロットに笑顔を向けた

「どうして二人がここに?――もしかして、お父さんが招待状でも出したの?確かフランス空軍の部隊の人が知り合いとか言ってたんだけど…」

「あー…まあ、そんな所だ。君の親父さんから俺の保護者――『エディさん』って言うんだけど、エディさん宛てに招待状が来てさ、それで今日ここにいるんだ」

「そうなんだ――うーん…アリアさん、凄く綺麗だよね…普段着だけでも十分綺麗だと思うのに、こうしてドレス姿見せられちゃうと、僕自信無くすなぁ…」

「私
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