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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐ 
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第8話 『晩餐会』
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ームズ・デュノア』と極秘に行うために、別行動となった。
そして俺は、アリアと合流するために事前に合流の約束していた場所で彼女を待っていた

「しかし…結構遅いな」

既に約束の場所に到着して30分、だが未だにアリアとの合流は出来ていなかった。

――ちょっと時間が掛かりすぎている気がする、何かあったのか?

まさか、やはり『デュノア社』の罠で自分と彼女が分断した隙を狙って、彼女に何かしたのか?もしそうだとしたら――クソッ、どうしたら…

少なくともここには『デュノア』以外の人間も居る、そして未だに俺が『男性操縦者』である事はごく一部の人間しか知らない、そして――この場に武器も持ってきていない。
まさか全て『デュノア』の思惑通りで、今日ここで俺とアリアを確保する気なのだろうか――


そんな事を考えながら、俺は焦っていると



「――ごめん、お待たせ」

考えに耽っていた俺に声が掛けられる。そして、声で分かった――アリアだ。
俺の考えすぎだったらしい、先程まで考えていた自分がまるで馬鹿みたいだと思いながら俺は彼女の方を向いた、そこには――


「いや、大丈夫だ、それよりこれから――」


俺の言葉は、最後まで続かなかった。目の前の、アリアの姿を見て言葉を奪われてしまったからだ
彼女と自分、エディさんの3人で生活するようになってわかったが――客観的に見てもアリアは容姿が非常にいい、大げさかもしれないが、テレビや雑誌のモデルが自信を失うくらいにはいいと思う。

セミロングの金色の髪、茶色の少し気が強そうな目――どちらかといえば、『綺麗』という分類に入るだろう。

客観的な評価としてもそうだが、俺自身としても――彼女は綺麗で、かわいいと思う。少なくとも、彼女が『殺し』を生計にしていたエージェントだと信じられなくなるくらいには。

今、目の前に居るアリアは…普段の髪型に恐らく晩餐会用に用意したのだと思われる黒のイブニングドレス、それに合わせるようにネックレスや幾つかのアクセサリーをつけていた。

――素直に言えば、普段私服で居る彼女と比べると新鮮で、そして純粋に『綺麗』だと思った。

暫く言葉を失って黙ったままの俺を見てアリアは『あー…』と言うと

「…やっぱり変、かな。 ドレスとかそういうの着慣れてなかったから――前の仕事とかでも、こういう会場では要人警護とか、後別の事がが多くてスーツ姿とかだったから慣れなくて…」

「あ――いや、違うんだよ、そのさ…うん、よく似合ってると思うよ お世辞とかそんなんじゃなくて純粋に」

俺は彼女の言葉で我に返ると、とりあえずは――自分の思った事を言ってみた。『純粋に綺麗』だと、そう思ったから

「ん…ありがと、着慣れてないとやっぱり不安と
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