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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第7話 『親心子心』
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、そんな強くなった娘を見ると――全てを話した。
全てを話し終えて、シャルはただ…驚いていた
「ごめんなさい――シャルロット、私は貴方を傷つけた 本当に…ごめんなさい…」
妻がどんな身体なのか、どう思っていたのか――妻は自分で全てをシャルに教えた。そして、泣きながらシャルに頭を下げた。
「――僕も、ごめんなさい…壁を作って、溝を作っていたのは僕も同じだから…だから、ごめんなさい 『お義母さん』――」
シャルも、自分の気持ち全てを出し切ったのか、涙を流していた。だが、そこにあったのは――『笑顔』だった
コレット、見ているか――お前の子は、とても強く、『太陽のような子』に成長したぞ――
「…私を、母と呼んでくれるの?シャルロット、貴方を傷つけてきた私を――」
「『シャル』、そう呼んで…お義母さん――きっと最初はぎこちないかもしれないけど、僕は――『お義母さん』の事も『お母さん』だと思うから――」
「…シャル、私も済まなかった。今までお前を利用して――傷つけてきた 理解なんてせずに、大人の都合ばかり押し付けて――すまなかった」
「お父さん――ううん、僕も…何もせずに、ただ否定して逃げてたから――だからこれからは…『家族』、だよね? 」
『家族』、その言葉を聴いた瞬間――私はもう限界だった。
「あぁ…ああ…!――シャル、私達は家族だよ、今までは間違ってたんだ、だから間違いを正そう、そして――これからは『家族』として…一緒に暮らそう――!」
大の男の私が――大泣きしながらそう言った。
わだかまりが消えて、その後シャルは色んな事を笑顔で話してくれた。
今日何があったのか、『どんな出会い』があったのか――そして、それが自分を変えてくれて、強くしてくれたと。
「そうか…では、私達もその人達には感謝しなければならないな、そうだろう、アルメル?」
「ふふっ…そうね――私達がいまこうして『家族』として居られるのはきっと、その人達のお陰ね――」
一体何者なのだろうか、私はふとそう思った。
シャルの話を聞く限りだとうちの黒服達を前に引かずに、初対面なのにも関わらずシャルの心理を見抜いて手を差し伸べた二人組み…
私は、その事についてシャルに聞いてみる事にした
「なあシャル――聞いてもいいだろうか?」
「ん…? 何?お父さん」
笑顔で『お父さん』と言われると嬉しくて仕方ない。今までの関係が関係だったが――笑顔でそう言われると、思わずニヤけてしまいそうになるが…私はそれを押さえ込む
「その二人、というのは一体何者なんだ――?」
「えっとね――まず『アリア・ローレンス』っていう人で、私はアリアさんって呼んでるんだけど…髪が僕の髪の色と一緒でね、凄く綺麗な人だっ
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