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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐ 
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第6話 『企業』
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殺して欲しい』と望み続けて――ただひたすらに、そうしてきました。ですが…彼に負けて、そして私は彼に教えられたんです」

「それは、何かね?君を変えたものは――何かね?」

『レオン・ハルベルト』は真剣な目つきで、だけど興味深そうに私を見ながら問いかけた。

「『私はただ逃げ続けていた』だけだと――現実を見ないフリして逃げ続けて、そして自分に嘘ついていたんだと教えられました。そして――『人の可能性』について、彼に教えられました…だから昔の私は、もう居ません。<ブラッディア>だった私はもう、居ません」

「では、君は誰かね?――何者かね?」


「『アリア・ローレンス』です、今を生きると覚悟を決めて、未来を望むために歩き続けると決めた――『一人の人間』です」

すると、『レオン・ハルベルト』は うむ と頷くと

「そうだ、その通りだ――素晴らしい。 君は素晴らしい、その覚悟と誓いは何者にも劣らない信念だ――私はね、君が変わったと思ったのだよ…だが、それはどうしてか私にはわからなかった、知りたいと望んでしまった――そして<ブラッディア>ではなくなった今の君は、とても気高く美しい」

「あ、ええと――」

「見事だ、『アリア・ローレンス』――君の信念こそ私の求めていた物の1つだ――さて、それでは」


彼はソファから立ち上がると

「君たち二人は合格だ――とても素晴らしい…だから話をしよう――これからの話だ」

そう、嬉しそうに言い放った


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


レオンさんのアリアに対する話、それが終わった後――小声でアリアが

「…軽蔑した?」
と聞いてきた。

「そんな事ないさ――軽蔑なんてしない、それがアリアの『答え』なんだろ?」
「…ありがと」

短く彼女はそう返すと、笑顔をこちらに向けた。

そしてレオンさんが――心底嬉しそうに、話を切り出した。

「では話をしよう――これからの話だ、まずユウ君、アリアさん――君達には是非話が企業の所属になってほしい。 君達は『IS操縦者』という面以外で見ても是非うちの欲しい人材だ それでどうかな?うちの企業に所属してもらえないだろうか――この通りだ」

そう言うとレオンさんはいきなり頭を下げる。そんな彼に対して、俺とアリアは慌てて

「あ、頭を上げてくださいレオンさん!――自分やアリアにとっても、それは願っても無い事です…是非、こちらとしてもお願いします」

「私からも、是非『ネクスト・インダストリー』に所属させて頂きたいと思ってます」

「…ありがとう、二人とも。 私からも約束しよう――わが社は全面的に、かつ全力で君たち
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