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無限の赤龍帝
その後
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 母さん達が帰った後、俺は鎧を解除して周りを改めて見る。すると、こちらにサーゼクスとアザゼルがやって来た。

「お前、兵藤一誠だな」

「そうだけど、アンタはアザゼルか?」

「そうだ。で、お前はあの白夜叉の息子か」

「全く、アレは存在その物がヤバすぎる。まあ、良い。それより、アザゼル。お前は白龍皇の所に行かなくて良いのか?」

「アレは死んでると思うが、一応見てくるか。一誠。サーゼクスから話しは有ると思うが、また後でな」

アザゼルが飛んでいったので、俺はサーゼクスと向き合う。だが、そんな所に割り込んでくる小さな子が居た。

「…………イッセーは…………私の下僕…………私に話しを通す…………」

「ふむ、君はナベリウス家のユーリ嬢か。確かにその通りだな」

ユーリは俺に抱きつきながら、サーゼクスを震えた瞳で見ている。可愛いのでついつい頭を撫でてしまう。

「さて、我々悪魔は天使、堕天使と同盟をする事になった。これはユーリ嬢の親であるナベリウス家も含んでいる。そして、ここからが本題だが、私の妹リアス・グレモリーとユーリ・ナベリウスの眷属の力は若手悪魔の中でも…………いや、下手な上級悪魔よりもその力は上だ。なので、君達には夏休みの間に修行してもらいたい」

「…………それで…………?」

「一誠君の母君…………白夜叉様に協力を願えないかな? 箱庭で修行を付けてやって欲しい」

成程。ギフトを貰って帰って来いという事か。

「聞いてみないとわからないな…………ちょっと待ってろ」

俺は意識して、母さんに言葉を届ける。

『母さん、ちょっと良い?』

『ぬおっ!? 黒ウサギ、ちょっと待て!! うむ。良いぞ、ゆっくり話そうでは無いか』

説教を抜け出したな。

『サーゼクスがリアスの眷属達もそっちで修行させたいって。良いかな?』

『ふむ。リアス・グレモリーじゃな…………そうじゃな、リアスと朱乃とか言ったか…………あの2人の胸を楽しませてくれるのならば良いぞ』

『エロいな。まあ、伝えてみる』

俺はその通りに伝えてみた。

「ふざけるなぁああああああああああああああっ!!!!!」

サーゼクスから膨大な力の奔流が立ち上がる。俺はガクガクと震えるユーリを抱きしめる。

『凄い力の奔流じゃな。我よりは下じゃが』

『まだまだ』

『ふむ。お前達の基準がおかしいぞ』

だが、それは直ぐに収まった。

「と、言いたいが仕方無い。白夜叉様だけにだぞ。後、おさわりは1回だ」

母さんもそれで納得したみたいなので、夏休みはリアスの眷属達と箱庭だ。燿とか可愛いから欲しいけど流石に無理だろうな。後は狙えそうなのが1人か。奪っちまえば良いし
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