暁 〜小説投稿サイト〜
IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐ 
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第4話 『触れ合う心』
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合墓地の出入り口から全員で3人の黒服の男達がこちらに向かって歩いてきたのだ

――おいおいまさか、俺とアリアの事がもうバレたのか? クソッ…もしそうなら、一般人のこの子も居るしアリアのISも迂闊には使えない…『俺の存在自体知られると不味い』という事もある――不味いぞこれ

「何だよ、あんた等――」

俺とアリアはいつでも動けるようにアイコンタクトをする――とりあえず、こいつ等の目的が俺とアリアなら、何らかの方法でこの場を離脱して逃げる。
だが、俺の心配を他所に、黒服の男の一人は俺に言い放った



「何だお前達は?どこの誰かは知らんが、お前たちには関係ないことだ、さあ―― 一緒にお戻りください、お父上も心配されていますよ?」

そして、黒服の男が言った


「――シャルロットお嬢様?」



――『翼を得た少年』の心に触れて、自身も変わった『紅の姫君』 そして 彼女の優しさに触れて、自分の過ちに気がついた少年。
そうやって、二人は分かり合い、変わっていく。ひたすら足掻き続け、迷い続け――どれだけの絶望や苦難が待ち受けようと、『それでも』と言って変わり続ける。


――そうして二人は出会う…『太陽の少女』と。後に二人に大きく関わることになる少女に、二人はこの時初めて出会った。


『暴風の竜を従えた少年』と『紅の姫君』と出会った事で『太陽の少女』の運命は、どう変わるのか――
二人の運命と、彼女――『シャルロット・デュノア』の運命が、交差した。


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