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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第3話 『はじめまして』
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に」
彼女は うーん… と考えて、ポンッと手を打つと
「ユウは私を 『 キズモノ 』 にしたんですから、その責任は――取って貰いますから」
何かを納得したかのように、笑顔で俺に対してそんなえげつない言葉を放った。
「…ユウ、どういう事かね?」
背筋にゾクッと怖気が走る――次の瞬間にはガシッと物凄い力で肩を掴まれた
苦笑いをしながらエディさんを見ると、そこには――鬼も泣いて逃げていきそうな、エディさんが居た
「はっ…ええと、エ、エディさん!?」
「ユウ――まさか、君は彼女を撃墜した後無理やり彼女を――ちょっと、頭を冷やす、いや…折檻と修正が必要のようだね?」
「違います!断じてそんな事してませんッ! 」
すると普段の笑顔でエディさんはアリアを見ると
「アリアさん、ユウはアリアさんを『キズモノ』にしたのだね?」
「ええと… はい、確かに私はユウにキズモノにされました。 すっごく痛かったですけど…ちゃんとユウは、その後私に優しくしてくれました」
ちょ、待っ――違う、間違っているぞアリアッ――その言い方は誤解を呼ぶ!そんなの、そんなの間違ってるぞアリア!
そういえばアリアは今まで『殺す事で自分を表現』してきたから、表現がちゃんと理解できてないんじゃないか――?
となると絶対アリアは悪意はなくて、さっき言葉を選んでいたのは――そういう事かぁぁぁああ!
アリアに声をかけようとしたが、それは叶わず――俺の首根っこはエディさんに掴まれた
「そうかそうか…アリアさん、暫くリビングで寛いでいてくれるかな?ちょっと私とユウは――男同士の話し合いをしなければならないようだ」
「――? は、はい…わかりました」
「飲み物とかは自由に飲んでもらってていいからね――さあ、行こうかユウ」
ヤバイ、このまま連れて行かれると多分かなりヤバイ、下手をすると一生物のトラウマになる――ガチギレのエディさんなんてもう嫌だぞ!?過去に一度トラウマになってるんだからな!?
「ちょっ…待って…エディさん、誤解…」
首根っこを掴まれたまま、俺は何とか誤解を解こうとするが――それは無意味で
「ユウ、過ちを気に病むことはない――ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ…君もいい年だろう? さぁ――話をしようか」
あぁ――ダメだこれ、終わった…
俺はそのまま力尽きると、ズルズルと引き摺られて隣の部屋の奥に連れて行かれた。
ちなみに、『修正』と称して1時間に及ぶ『お話』をした後――「弁明はあるか」と聞かれて本当のことを話すと、エディさんは
「そうだったのか――私はてっきり…いや、私とて人の子だ。ははは…」
とだけ言っていた。誤解は解けたが、代償とし
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