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武で語るがよい!
お友達フラグ?
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い違いの事を指しているのでしょうか?
意図がつかめないので私は、ユーノ君に視線で『どういう事?』と首を傾げる。

『えっと……そこのお姉さんと神田君が会話していたとこまでしか分からないけど……。
神田君は自分がなのはを呼び出したって言って、謝ってたんだ』

「―――え?」

ユーノ君からの念話に思わず耳を疑ってしまった……。
というのも、神田君が私を庇う様な行動をするとは思っていなかったからである
まぁそれを言えば、私を家まで運んでくれた事もそうなのだが……。

『彼……なのはの家族の人に必死に……”高町さんは悪くない”って泣きながら(多分、嘘泣きだったんだろうけど……)謝ってたよ……』

「…………」

ユーノ君から届く念話を聞いて、私は自然と顔を伏せる……。
私は……一体、神田君の何を見てきたのだろうか……?

『巻き込んでしまった僕が言うのは何だけど……神田君って良い人だね、なのは……』

ユーノ君の言葉を聞き、お父さん達に抱いた罪悪感以上のものを私は負った……。
普段人を見る目が厳しいお父さんが認めて……。
気絶してた私を運んでくれて……。
そして、私を庇ってくれて……。
他人の為に泣いて……。

ユーノ君の言うとおりだ……良い人ではないか……。
私はそんな彼を今までどう見てきただろうか? 会話すらせずに、勝手に彼の表面上の事しか評価せず……挙句の果てに下した評価は『不良で不真面目な子』……最低だ…。

「……ん? どうしたんだ、なのは?」

隣に座っているお兄ちゃんから声が掛かっている様だが、私には届かった……。
今は彼に対する罪悪感が私の心を満たしていく……。

「おい! なのは!」

「はにゃ!? な、何? お兄ちゃん」

体を揺さぶられ、先ほどよりも大きなお兄ちゃんの声が私の耳に届く。

「何じゃないだろう、急に黙り込んで……どこか具合でも悪いのか?」

「だ、大丈夫なの! 病気とかじゃないから、心配しないで」

どうやら知らず知らずの内に、心配を掛けてしまったようです……

「士郎さん……もう昨日事は止めましょうよ。……なのはも反省しているようですし」

私の元気の無さを昨日の事が原因と判断したお母さんは、私を庇うかのように昨日の話を切り止める事をお父さんに促しています……。

「……そうだね。じゃあ、この話はもうお終いだ。
なのは、さっき言った食後に話が有るというのは無しにするよ」

「……うん、心配掛けて…ごめんなさい……」

こうして、私の今日の朝の時間は過ぎていった……。
昨日の事についての家族への対応は、お父さんから一目置かれている神田君と一緒に行動してた事と彼の弁解によって、私は怒られる事も無く終った。
全ては彼の
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