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黒子のバスケ 奇跡を破壊する者たち
プロローグ
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【キセキの世代】

それは帝光中学バスケ部に在籍する十年に一人と言われる5人の天才たちのことである

五人の天才たち 

黄瀬 涼太(キセ リョウタ)・緑間 真太郎(ミドリマ シンタロウ)・青峰 大輝(アオミネ ダイキ)・紫原 敦(ムラサキバラ アツシ)・赤司 征十郎(アカシ セイジュウロウ)

それに加え、幻の6人目と言われる人物も居たという

誰もが他者を寄せ付けない圧倒的な実力と才能を誇っていた

これからの大会

彼らがいる3年間は【キセキの世代】の独壇場とまで言われた

その言葉を実現させようとしているみたいに彼らは他者を圧倒し、決勝まで上り詰めた

彼らの優勝は決定しているかと思われた

しかし、それはある学校によって打ち破られた

―――鷹峰学園

これがその学校である

鷹峰学園は以前からサッカーや野球など全国大会まで行く強豪校だった

バスケットボールでもいい成績を出していたが、バスケでは無名の学校だった

白崎千尋(シロサキ チヒロ)

水島龍(ミズシマ リュウ)

灰牙宇宙(ハイガ ソラ)

藍川湊(アイカワ ミナト)

山村梓(ヤマムラ アズサ)

寺橋金弥(テラバシ キンヤ)

寺橋銀(テラバシ ギン)

狼緋甘(オオカミ ヒアマ)

しかし、この8人が入ってきてからそれは変わった

この8人は個人個人は普通だが8人がそろうと最強だった

彼ら一人一人の能力・そしてチームワーク

これは素晴らしいものだった

そして、決勝戦

結果は―――

128-43

―――鷹峰学園の圧勝だった

8人は帝光中学のプライドをへし折った

その後帝光中学の選手は死に物狂いで努力した

俺らに敗北を味わせたあいつらにリベンジするため

そうして再び訪れる試合

意気揚々とコートに入る帝光中学の選手たち

彼らの気持ちは一致していた

『必ず勝ってやる』と

しかし結果はまたも圧勝

帝光中学はその後幾度となく練習試合という名目でリベンジを仕掛けてきた

しかし、8人はそのすべてに圧勝した

そしてこの8人はこう呼ばれることとなる

【奇跡破壊(ミラクルブレイカー)】と

そうこうしているうちに3年がたった

8人は高校生になった

大会は高校生になり頂に立つのは更に難しくなる

しかし、8人は気にしなかった

【この仲間が居れば敵はいない】

8人は得意げに言った

8人は決意した

【この仲間たちと頂に立つ】

ならば見届けようじゃないか

8人がどのように戦い、助け合うのかを

そして―――

―――どのように頂に立つのかを


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