暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第11話 隠しイベント発生です
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
幅に変更されているな……。そこまで出来るとは思っていなかった。大型アップデートをしていた。と言う事か」

 ここまでくるのにゆうに10〜12時間は掛かっている。以前は、探索時間を含めた上でも3〜5時間程度だった筈だ。単純に考えてBOSSのステータスの様に倍以上に上がっている。

 元々βテスト1000人仕様から、初回10000人仕様にする為、最初からアップデートをしていたのだろう。それ以外に考えにくい。仕事量からしても。

「このゲーム関係の仕事には携わってなかったから……、細かな事は判らないけど」

 正確には、どれだけの人数をかけていて作業を行っているのか? 茅場以上の者はいないだろうけれど、正直わからない事が多すぎる、とリュウキは苦笑いをしていた。
 リュウキは笑える程、まだまだ余裕はある様だ。


 最悪だ、と言ってもそれは経験をしていない他のプレイヤーであればの話だから。




 いったいどれくらい経っただろうか? 何度も何度もリュウキの剣が相手の身体を捉え、そして相手の暗黒剣は、リュウキの身体には届かない。
 
 例え一撃で致命傷、一撃で即死であったとしても、どんな力でも当たらなければ意味はないし死なない。例え、どれだけ与えるダメージが少なくとも、相手のHPが常時回復でもしない限り、いつかは倒れる。倒せる。


 ……そして、漸くその時(・・・)は来た。 


「流石にHPが多いから あっという間に、とはいかなかったな……。時間何時だろう?」

 リュウキは、視界の端に表示されている時刻を確認した。

 現時刻PM18:56。

 そして宿を出たのがAM3;00前後だ、勿論昨日の日付だったが。

「BOSS戦だけでかなり時間が掛かってしまったな。まぁ、これもソロプレイの醍醐味か」

 そう呟くとその後、少し遅れて、リュウキが放った斬撃を受けた《Darkness・Shadow》は、まるで機械の様に、場に ぎぎ……っと金属音を響かせると。

『ぐああああっ!!!』

 叫びと共に、その暗黒の身体は砕け散っていった。


 そして、その場に残されたのは暖かな光。闇の中に煌く光、《マナ・オーブ》だけが残されていた。そのオーブは、自動的にリュウキの手元に吸い込まれる様に入ってくる。

 それと同時に、闇は完全に払われたと同時に、リュウキは 貴重品 マナ・オーブを入手する事が出来た。


「よし。一応ひと区切り、だな。………あ」

 リュウキは、ストレージにアイテムを収納し、ほっとしていた時だ。
 ……ちょっとした事を思い出したのは。

「しまった……。転移結晶……買ってない……」

 そう、ダンジョンには必須だと言える転移アイテムを持ってきていな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ