お赤飯
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龍神の血と真祖の血が交じり合ってすごいことになってるそうです」
“おにぃさま、ちゃんと責任とらないといけませんね”
そうだな…………どうするか…………でも、どうなるんだ?
龍神と真祖の血族って。
“わかりません”
だよな。
「そういうことなら引き受けるぞ」
「「はい、おまかせください」」
「しかし、そうなると旅にでれないな…………どうすっかな…………」
お腹に子供がいる紗代を連れてくわけには…………
「大丈夫です! ついて行きます!」
「いや、しかしだな…………」
「そうだ、身体は労わらねば…………」
「「うんうん」」
皆から心配されてる。
「普通よりは大丈夫なんじゃないのか?」
確かに新之助のいうとおりだけど一年ですむとはおもえないんだよな。
「それにですね! この子すっごい成長が遅いそうなのです。ウンディーネいわく出産は3、4年は掛かるっていってました。その間、私の力も上がるらしいです…………この子の力を使えるみたいです」
「ん〜ならいいか」
「「「「いいんですか!」」」」
みごとにはもったな。意味は三人と一人で違うけど。
「まあ、守れば良いし。絶対無茶するなよ?」
「はい!」
「んじゃ、そういうことでいいな?」
「ああ、わかった。たしかにお前の血に龍神の血だ…………よく観察してみたらかなりの力もってるようだしな。むしろ、力を使ってやって負荷をかけるのはいいかもしれんな」
「「そういうことならかまいません。私達が手だしさせなければいいだけですから」」
胎児のころから英才教育って…………すごそうだな〜
「では、祝いをしなくてはいけないな」
「確かに新之助の言うとおりだぞ」
店の人たちもこっち見てるな。あれだけ騒いだからな。よし。
「よし、今から倉にあるだけの食材で料理作れ。無くなるまで無料でかまわん」
「「はい!」」
この後、晩まで騒ぎ続けた。その晩エヴァや加奈と咲に激しく求められたけど…………なんとか気絶させるまでやって寝れました…………三人同時はきついぞ。
“………………………………”
なんだレン?
“…………じごうじとく…………”
う、いいかえせないな。
“…………うらやましい…………”
なんて?
“なんでもない…………おやすみなさい…………”
ああ、お休み。
俺も寝るか。それにしても、順番きめるか。双子は一緒だろうが…………
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