暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第9話 情報は命です
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イラの方が相当得したんだゼ?礼を言いたいのはコチラダ」
……リュウキの礼にアルゴは呆れるようにそう言っていた。情報の価値、そして量を考えたら、間違いなく不当と言われても仕方がないレベルなのだから。だが、リュウキは首を左右に振った。
「……オレにとってもその程度ってわけだ。さっきの情報がな」
「………キミがそう言うんダ。そうなんだろうナ。末恐ろシイ男ダな! ヤッパリ」
「オレが敵で、このゲームのジャンルがアクション系だったら……だろ?これはRPG。競うもんじゃないだろ?」
「ハハハ。そういえばそうダナ♪ 頼りになる事この上ナイ♪ もう行くのカイ?」
リュウキは頷くと村の奥へと歩き出した。
「……ああ。今日はもう休む。じゃあなアルゴ」
「ハハっ。マタなーっ! リュー!」
そして、互いに別れていった。
そして、リュウキの姿が見えなくなった時。
「しかしオレっちもやきが回ったもんダ。それにあの男、リューも」
ふっ、とため息を吐いた。
「……βテスターだって、バラすヤツが何処にいるのかってもんだヨナ。その情報だけは絶対オイラも自身は勿論他人のだって答えないし売らなイって思ってたんダが……。あっさりバラシちゃったヨ。あの男には初めから何かを感じタしナ。……マァ、あの男相手ならバ、問題ナイ寧ろ覚えててくレテ嬉しいナ。そ・れ・に……」
アルゴは、何やら思い出しながら思わずニヤニヤと表情を歪ませた。
「ウ〜ン♪ ホント可〜愛イ顔してるんだナ♪ リューの素顔、素の顔は! ……いやぁ眼福眼福♪ オネーサン、悶えチャイそーダヨ! ウンウン、何だカ、最先イイゾっ!?」
アルゴは、ニヤニヤしながらこの場所から立ち去っていった。
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