暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第79話 =終わって始まる物語=
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ヴヘイムの地に降り立ってきていた。その中でも早くログインしてしまった俺やユカ、サチにシリカやリズは待ち時間暇なのでとりあえず空中有り鬼ごっこすることにし、今は俺が鬼の状態だ。
原作出身者の2人はともかくユカは種族を決めるあの設定画面で1時間ほど悩んだと本人から聞いていたが目を瞑って選択したところケットシーとなったらしい。容姿は現実とほとんど変わっておらずそれに猫っぽい特徴を足したものだ。

「ほらサチ!リクヤが追ってきたわよ!」

「あ、うん!」

そしてサチはウンディーネ。彼女も容姿は変わっておらず現実で持っていた黒い髪が綺麗な水色で、瞳も同じくウンディーネの特徴を持った鮮やかな水色だ。
姿はサチもユカも…そしてリズにシリカも含めて現実とほとんど変わりない。その理由はちょっと前にでた《コンバート》出来る機能だ。これによりSAOプレイヤーが新ALOへとキャラデータを引き継ぐかどうかを選択できるようになった。なのでさっきいった4人だけではなくただ2人を除いたほとんどがSAOのデータを引き継いでALOへと新しく参入してきた。

「ふにゃっ!?」

「よっし!!捕まえ……た?」

「リ…リクヤぁ………どこ握ってるのよっ!!!」

俺の手の中にあるのはもふもふしている帯のような……まぁ言っちゃえば猫の尻尾だ。それを確認しているうちにバチーンと大きな破裂音がしてユカの平手が飛んできた。

「痛ってぇ……なにするんだよ!」

「そっちが先でしょ!!」

「痛い!いや痛くないけど…痛いって!」

「痛くならないならいいでしょ!こっちはすっごい変な感じしたんだから!!」

と、ユカにボコボコにされている時にふと星空が目に入ったのでそちらに意識を移すと1人の少女が月めがけてロケットのように飛んでいるのが見えた。

「ちょっ…ちょっとタイム!……あれってスグ…じゃなくてリーファだよね」

「…そう…ね。何してるのかしら」

新生ALOになってから飛行時間の枷は外されたが宇宙までいけるようにはなっていない。なので飛んでいるうちにも飛行限界高度に到達してしまう…と思っていると案の定それに引っかかり重力に逆らわず落ちてきた。

「ユカたちはちょっと待ってて。リーファんとこ行ってくる」

「えぇ…わかったわ」

そういい残してリーファの飛んでいた高さまで一気に飛翔する。雲をそのまま突き抜けるとそこは雲の海と星の空が広がって
いるとても美しい場所だった。地上は人の作った美しさだがここには自然が作った美しさが確かにあった。…などと感心してる場合じゃなくて居間はリーファだ。きょろきょろと周りを見渡していると上から翅を広げないでそのまま落ちてくる1人の少女が。いわゆる「親方!空から女の子が!」状態だ。手を前に出すと某
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