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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第百九話      『空港火災』
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導師のエース・オブ・エースに魔弾の射手ですね!』
「西側の救護隊に引き渡した後、すぐに救助活動を続行しますね」
『お願いします!』

落ち着いてなのはとシホは女の子に話しかけた。

「…あなたのお名前は?」
「スバル・ナカジマ、です…」
「スバルね。もう少しで救助隊に到着するからそれまで空は怖いだろうけど我慢していてね。
なのはは空を飛ぶのは一番得意だから快適に運んでくれるわよ?」
「シホちゃん、私にプレッシャーをかけちゃ駄目だよ!」
「あはは!」

その後はスバルを救護隊に預けて、二人はまた救援に向かっていくのだった。
将来スバルはなのは達に大きく関わってくるがまだそれは先の話。
二人ははやてに連絡をいれ、

「はやてちゃん! 指示があった女の子一人無事救出! 名前はスバル・ナカジマ。さっき無事に救護隊に渡したんだけどお姉ちゃんがまだ中にいるんだって…!」
『了解! 私もすぐに空に上がるよ!』
「了解!」

それでなのはははやてと通信を切る。
はやては指揮官応援に来ていたスバルの親であるゲンヤ・ナカジマとリインにここを任せた。

「それではナカジマ三佐、後の指揮をお願いします! リイン、しっかりな。説明が終わったら上で私と合流や!」
「はいです!」

それではやては甲冑を展開して空を駆ける。
一方、フェイトも救出した民間人を外に送った後、スバルの姉のギンガの救出を行っているところだった。
ギンガはもう救出されているスバルを探して中をさ迷っていた。
何度も爆発に見舞われ、それでも助けるといって泣きそうな気持ちを奮い立たせて前に進む。
フェイトもすぐに向かってギンガを発見するが、

「そこの子、じっとしてて!」
「えっ…?」
「今助けに行くから!」

だけど、ギンガの足元が突如として崩れてしまい地面へと落下していってしまっていた。
フェイトは即座にソニック・ムーブを使い加速して落下しているギンガを拾い上げる。

「危なかった…」

フェイトは両手でギンガを抱えて、

「ごめんね。遅くなって…もう大丈夫だよ」
「はぁー…そ、そうだ! スバル! 私の妹がまだどこかにさ迷っているんです!」
「妹さん、名前は…?」
「あっ…」
「どっちにいったとかは分かる?」
「あの、エントランスホールの方ではぐれてしまって…名前はスバル・ナカジマ。11歳です!」

それを聞いていた通信班は、

『こちら通信本部。スバル・ナカジマ。11歳の女の子。すでに救出されています』

画面が映し出され、そこにはシホとなのはに救出されているスバルの映像が映りだす。

『救出者は高町教導官とシュバインオーグ教導官です。怪我はありません』
「スバル…よかった」

それを見てギンガは
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