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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第百九話      『空港火災』
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はせっかくやけどお預けや。緊急出動や!」
「「「わかった!」」」

それで四人はすぐに顔色を変えて現場へと向かう。
そこではすでに色々な人が動いていて見れば空港はすごい火災になっていた。

「…数時間前まで私達もいた場所だね」
「そうね」
「そうだね」
「三人とも。私は現場指揮を担当するから、三人は民間人の救助に向かってもらってええか!?」
「了解! それじゃなのは、フェイト。行くわよ!」
「うん」
「了解だよ!」

そして三人ははやてを残してバリアジャケットをまとって空を飛んでいった。

「任したで…!」

はやては三人を見送り自身は部隊指揮に入った。

《フリューゲル・タラリア。展開します》

シホ達は空を駆けていく。そして三人は今も救助されていないリストを送ってもらい、そこへとそれぞれ駆けていった。

「でも、こんな時にネロ達を家に置いてきたのは痛かったわね…」
「そうだね。ランサーやファイター、セイバーがいればもっと早く救助できたんだろうけど…」
「最近、みんなも休みの時は家で過ごすことが多くなったもんね。もっと柔軟に待機していた方がよかったね」
《シホ、私も出ますか?》

そこにユニゾンデバイスのアルトリアがアンリミテッド・エアの中から話しかけてきたが、

「いえ、アルトリアはまだ待機していて! アルトリアはいざという時の切り札だから。
それにユニゾンは緊急事態以外はリミッターがかけられていて、承認されないかぎりできないから…」
《わかりました。…ですが、この事件が緊急事態に承認されないなんて管理局も心が狭いですね》
「そうね…。黙ってユニゾンできないものかしらね…?」

そんな話をしながら救助者を助けにいった。


◆◇―――――――――◇◆


『航空魔導師! 教導隊02応答願います!』
「はい。教導隊02、シホ・E・S・高町です!」
『現在、6番ゲートにて要救助者がたまっているみたいです! 至急向かってもらっていいですか?』
「わかりました。アンリミテッド・エア、一番近いルートを…!」
《はい、ルートを検索します》

そしてシホは6番ゲートに入っていき、消火作業をしている局員に話しかけて、

「要救助者が集まっているのはこの場所ですか?」
「…! あ、あなたは………いえ、はいそうです!」

局員はシホを見て一瞬驚きの顔をするがすぐにこの先、炎が回っている扉を指差す。

「この先にいるんですね?」
「はい!」
「わかったわ! アルトリア、出ましょう! 各自救助していきましょう!」
《わかりました、シホ!》

アルトリアが実体化して外に出てシホと共に救助者の下へと駆けていった。
そんな二人を置いていって、話しかけられた局員は、
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