暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic10-Aゲームセンター☆なのは『魔法少女の挑戦』〜The EmperoR〜
[3/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
もの。同時に操作して小さな的に当て続けないといけないから、誘導操作能力を鍛える事が出来る。用意しておいた空き缶を5本、地面に置いて「レイジングハート!」シューターを5基作り出す。
「よし。始めよう。シューット!」
――ディバインシューター――
一斉に撃ち放って、空き缶を宙に打ち上げる。意識を集中して、クルクル舞う空き缶5本にシューターを当て続けているところに、
「のわぁぁぁあああああああッ!!?」
「にゃぁぁぁあああああ!?」
ずざざざざーー、と私の足元にアリサちゃんがヘッドスライディングしてきた。突然すぎてビックリしたから後ずさりして、「どうしたの!?」って、顔面を押さえて唸ってるアリサちゃんに尋ねる。でもアリサちゃんが答える前に、シューターの操作を打ち切っていたから空き缶が揃って、「あたっ、あたっ、あいたっ!?」アリサちゃんの頭に落下。
「ご、ごめんねアリサちゃん!」
「いたた・・・い、いいわよ。あたしも悪かったし。空を飛ぼうとしたんだけど・・・やっぱ無理! 人間が空をすいすい飛べるわけないじゃない!!」
≪頭固過ぎだぜ、アリサ≫
“フレイムアイズ”がそんなアリサちゃんに呆れて、「うっさい」って返すアリサちゃん。でも、そっか、残念だなぁ。アリサちゃんとも空を飛びたかったのに。アリサちゃんの手を取って立つのを手伝っていると「どうしたの? アリサちゃん」って頭上からすずかちゃんの声が。
「あ・・・」「んな・・・」
すずかちゃんが空を飛ぶなんてどうってことないって感じで浮いていた。すたっと静かに地面に降り立って、改めて「どうしたの?」ってアリサちゃんに訊くととアリサちゃんは俯いて、ぷるぷる体を震わせたと思えば、
「べ、別に空なんか飛べなくてもいいわよーーーっだ!!」
――ブレイズロード――
そう言いながら走り去って行くんだけど、アリサちゃんの脚から炎が噴き上がっていて、それがロケットみたいだから速さが跳ね上がってる。もう走ってるって言うよりある意味飛んでるよ、空じゃなくて地面スレスレだけど。アリサちゃんの背中を見守っていると、いきなり脚の炎がドカンと爆発。
「なんでよぉぉーーーーーーッッ!!」
「「アリサちゃぁぁーーーーーーん!!?」」
アリサちゃんがスペースシャトルみたいに空に打ち上げられちゃった。ポカーンとしちゃう私たち。でもアリサちゃんが落下し始めたのを見て、再起動。すでに空に上がっていたすずかちゃんが「アリサちゃん!!」真っ先にアリサちゃんの元へ。
――フライアーフィン――
私も少し遅れて空に上がって、アリサちゃんを抱き止めたすずかちゃんの側に。アリサちゃんは溜息を吐いた後、「あー、ありがとう、すずか、なのは」って気まずそうに苦笑い。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ