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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
霧纏の淑女
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り裂かれて大量のシールドエネルギーが削られる。


「アイタタタッ!怜ちゃんの機体の特殊武装は流石に面倒くさいね……」


そう呟いたが返事は返ってはこない。

場所がバレるから当然だろうけど。

でも何とか今、仕込みが終わった。

まあその代償に大量にエネルギーを持っていかれたけど。

さて、会長さんも少しは反撃しないとね!

〜楯無sideout〜










〜レイside〜

僕はハイパージャマーを使い楯無さんを押していた。

さっきビームサイズの一撃が入ったし、それまでもサイズが掠めたりしていたからもう楯無さんはエネルギーがほとんど残っていない筈である。

学園最強の生徒会長としては若干物足りない気がするなぁ…。

でも僕が姿を現すときには必ず反応出来てはいるからまあ及第点かな。

僕は次の一撃で終わらせようと楯無さんの右後方に近づいた。

さて、これでお仕舞いだね!

僕は姿を現して振り上げていたサイズを振り下ろそうとした瞬間に楯無さんがニヤリと笑っていた。

そしてそこでいつの間にか僕の周囲に発生していた霧に気がついた。

しまった攻撃に集中し過ぎてた!


「しまっ…!」

清き熱情(クリア・パッション)!」


楯無さんがそう言った瞬間に僕の周りで大爆発が起きて、僕はその爆発に呑まれた。

〜レイsideout〜










〜楯無sideout〜

私も自分で起こした爆発に少し巻き込まれて吹っ飛ばされた上にまたエネルギーが削れてしまったが怜ちゃんはその爆発の中心点にいたから大量にエネルギーを削った筈。

そして爆発した中心点には少しボロボロになっている怜ちゃんのIS、デスサイズが佇んでいた。


「や、やってくれましたね楯無さん…」

「怜ちゃんだってレーダー機器やロックオンシステムを無効化した上に姿まで消してくるとか流石にキツかったよ…」


お互いに愚痴り、そして笑った。


「この一撃で」

「そうだね」

「「勝負!」」


私は蒼流旋、怜ちゃんはビームサイズを構えて突撃した瞬間に試合終了を知らせるブザーが鳴り響いた。


『試合終了だ。制限時間になっても両者健在の為、引き分けとする』


その織斑先生の声を聞いて制限時間とかそういえば設けていたなぁと思いながらもお互いに武器を下ろして下に着地しISを解除した。

願わくは私は決着を着けたかったけど仕方ないかな。

〜楯無sideout〜


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