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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
霧纏の淑女
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僕はビームサイズ、楯無さんは槍状の武器だ。

織斑先生はピットに移動した。

僕と楯無さんが睨み合う。


『では試合開始!』


ピットに着いた織斑先生からの開始の合図に僕と楯無さんはすぐに突っ込んだ。

楯無さんの武器名が僕のISに表示される。

『蒼流旋』か。

僕はそれをチェックしながらビームサイズを下から上に向かって切り上げる。

楯無さんはそれを蒼流旋でいなしてその勢いで突いてくる。

楯無さんの槍、蒼流旋は高水圧の水を纏っており、当たればたぶんエネルギーを大量に持っていかれるだろう。

なので態勢を崩しながらでも槍を避けながら追撃させないためにも頭部についているバルカンを制射する。

楯無さんは笑顔のままバルカンを避けながら距離をとる。

その時についでとばかりに槍についている四門のガトリングを発射する。

僕は避けようとするが態勢を崩していた為に当てられてエネルギーが削れる。


「痛いなぁ。楯無さん大人気ないですよ」

「大人気ないって言われても怜ちゃん相手に手を抜いていたら何をされるか分からないからね〜」


軽口を言い合いながら互いに態勢を立て直す。

流石に楯無さん相手にあの機能を使わないで勝つのはキツいかな。

そう思い僕は楯無さんに告げた。


「これからは本気で行かせてもらいますよ?」

「どうぞどうぞ♪それじゃないと楽しくないからね」


僕は楯無さんの返事を聞きデスサイズのマスクの中でニヤリと笑った。


「さあて、今更だけど楯無さんを倒すよ。答えは聞いてない!」


僕はそう言ってハイパージャマーを発動して姿を消した。

〜レイsideout〜










〜楯無side〜

私は今、怜ちゃんに少し押されていた。

怜ちゃんの特殊武装によりレーダー機器やロックオンシステムが使えない上に姿が見えないので軽々接近されビームの鎌で攻撃されるからだ。

唯一の救いは攻撃に移る時は姿が見えるようになるので攻撃をギリギリ凌げることぐらいだ。

まあ相変わらずロックオンシステムは使えないからこちらからは目測で攻撃しなきゃだけど。

今も姿が消えていて相変わらず攻撃に移れずに防戦一方になっている。

流石にこのままじゃヤバイかな?

早く仕込みを終わらせないとこのままズルズルと行きそうだ。

IS学園最強の生徒会長としてはこのまま終わるわけにはいかない。

と考えていたらまた怜ちゃんが背後に出現し、鎌を振りかぶっていて、今にも振り下ろしそうにしていたので蒼流旋でいなして反撃に移ろうとするがそれを読んでいたのかいなそうとした蒼流旋を跳ね上げられて横一文字に切
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