暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちにさらに問題児たちが追加して異世界からくるそうですよ?
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右手を触った
「よし、もう一回言ってくれ。ミケ」
[小僧、お前とお嬢への手紙が空から降ってきたんやけど何か知らんか?」
「知るわけないだろ。俺がわざわざそんなメンドクサイことをするわけないだろ?」
「確かに」
友成が言うと、耀が頷く
[それなら誰がこんなことしたんやろ?]
三毛猫がそういうと、二人はうーんと悩む
「まあ、悩んでてもしゃあないか。とりあえず読もうぜ」
「うん、そうだね」
友成の言葉に耀が頷くと、三毛猫が友成の頭に乗り、二人の手紙を覗き見ようとする
そして二人は手紙を開くとこんなことが書かれていた
―――――――――――――――――――――
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その
才能
(
ギフト
)
を試すことを望むならば、
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、
われらの“箱庭”に来られたし』
―――――――――――――――――――――
すると六人の視界が突然開けた
六人は上空4000mほどの位置に投げ出され、眼下には巨大な天幕に覆われた大都市があった
彼らの前に広がるのは―――――完全無欠に異世界だった
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