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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第百八話      『最初のレリック回収任務(後編)』
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ロノとヴェロッサが話をしているがここでは割愛する。
そこではシホ達の各サーヴァント達とリンディ、アインスがツルギを連れて食事の準備をしていた。

「おおー! すごいですねぇ」
「肉がある!」
「こんなに用意されていたんですね」
「そりゃこれから大勢来ますからね、兄さん」

エイミィ達が驚く。
そこには何人前だ!? とツッコミがきそうなほどの料理の数々が置かれていたのだ。
当然調理したのはリンディとサーヴァント達。
最近はアルトリアも料理ができるようになってきたので参加したかったらしいがシホの警護で代わりにネロに任せた次第だ。
特にランサーの魚の塩焼きが絶品だろう。

「三分の一くらいはアコース君からの差し入れよ。任務を終えたエース達に…ですって」
「他は余達が準備をしたのだぞ! 喜べ! さぁ、喜べ!」
「ネロ、あんまり騒がないでください。ツルギ君が起きますから…」
「大丈夫だ。むしろ起こしても構わないぞ? この騒ぎの中でツルギは立派に成長していくのだからな」

ネロが騒ぎオリヴィエが宥めようとするがアインスの賛成がもらえてランサーがさっそく起こしにかかって両手で抱っこをしていた。

「ははは! もう二歳だもんな。早いもんだな。おい!」
「…うー、えい!」

バチッ!

「あいた!?」

思いっきり顔を叩かれていた。

「ははは! ランサーよ。嫌われたものだな!」
「うっせぇな、ネロ!」
「ツルギ君は今は準反抗期なんですもんね〜」
「うい!」

ツルギがピースサインをキャスターにする。

「やんちゃなところがキャスターに似てしまったな」
「士郎も坊主の時はこれくらいだったのかねぇ〜?」

ランサー達が士郎の子供時代を想像している間にエイミィがリンディに話しかける。

「艦長…じゃなかった。リンディさんもすみません」
「ふふ、いいのよ。私も艦を降りてからは平穏な内勤職員だもん。子供達のお世話をしてあげたいしね。っと…言ってるそばから」
「来たみたいですね」
「ただいま戻りました!」

ドアが開かれてシホ達が中に入ってきて一気に騒がしくなる部屋。

「おかえりー」
「おつかれー」
「フェイト♪」

まずリンディとエイミィ、アルフが話しかける。

「お姉様。さ、食事にしましょうか!」
「すごい量ね…。よくここまで作れましたね」
「この辺はアコース君からのものも多いわ」
「ロッサ、来てるんですか?」
「クロノ君と一緒に本局まで護送だって」
「それは残念。ヴェロッサに久しぶりに会う機会だったんですけど…」
「お疲れ様です、母さん」
「うん」
「ユーノ君三日ぶり!」
「うん、なのは」
「ロッサもクロノ君と一緒なら会いに行ってもお邪魔かなぁ?」

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