五話
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いるのが見て取れる。
そしてヴェルゼンハイムを挟んだ反対側にはニーナがいる。
電子精霊の力を最大限に発揮し黄金の塊と化して地を駆ける。
活剄衝剄混合変化、雷迅。
そしてニーナと同時にアルシェイラも槍を構えたままヴェルゼンハイムに突き刺さる。
片やこの世界の守護者たる電子精霊がその力を集めて選び出した守護者の剣、片や先祖返りという手段でもって純粋な武芸者を成そうとし『眼』こそ受け継がれ無かったものの紛れも無く最強の武芸者として世界に訪れる危機を滅ぼすための剣。
世界が、運命という形で持って選び出した二振りの剣がその力の全てを持って振り下ろされる。
既に大幅に体積を減らしていたヴェルゼンハイムに最早それを耐え切るだけの力は残っていなかった。
荒れ狂う力の奔流に翻弄され終わりの時へと流されていく。
二人の攻撃による暴力的な光が収まった時、その姿は元の大きさからすれば欠片ほどしかなかった。
そんなヴェルゼンハイムの隣に影が一つ。
「終わりだ」
その右目から逃げ切ることも出来ず遂には茨輪の十字が刻まれた眼の山と化す。
遂に今、此処に人類と世界を滅ぼそうとする敵との戦いが終わったのだ。
活剄衝剄混合変化、雷光。
正確には内力系活剄の変化と外力系衝剄の化練変化の合わせ技。基本は旋剄だが化練変化で電気に変換した剄を自身に流し、能力を急激に引き上げる。
ぶっちゃけキ○アを想像すればオッケー。
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