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ハイスクールD×D【確率変動】
2話友達
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達の家も良し」

「え?範囲広くない?友達の家も良しってもう見つけさせる気0だよね?」

「3時間は飽きるまで、見つからなかったら各自現地解散」

「えっ、聞いてる?各自現地解散って皆鬼置いて帰るつもりだよねそれ?最早鬼が泣きながら皆を探す未来しか浮かばない!」

鬼だ!ここに鬼より鬼らしい子供達が居る!

「じゃあ、最初はグー…」

そう言い皆手をグーにして振り上げる、その時の皆の顔は真剣其の物だった、そして想いも一つになった

『鬼にはなりたく無い』と

「ジャンケン!ポイ?」

…………………………
…………………
…………
……


かくれんぼも終わり今日は解散となった、えっ?かくれんぼの結果?聞かないで下さい思い出したくありません

解散となり僕は今イリナちゃんを家に送っている、かくれんぼをしていて気が付いたらもう夜だった為、さすがに女の子を1人帰すのは不味いと思ったからだ

「今日楽しかったね?」

「うん、楽しかったよ」

「……ねえ、イリナちゃん?1つ聞いて良い?」

「何?」

僕は前から聞きたかった事を聞いてみることにした

「どうしてあの日僕と友達になってくれたの?」

あの日、僕はイリナちゃん達が遊んでいるのを見てるだけだった、初めて来た公園だったから毎日見てた訳でもなく別に近付いた訳でも無い、なのに何故?

「だって蓮夜くん寂しそうな顔してたもん」

「えっ?」

その時僕はドキッ?とした

「僕が寂しそう?」

「うん、友達になりたいのになれないって顔してたよ、今にも泣きそうな顔してた」

友達になりたいのになれない…前の世界で否定され友達も出来ず常に1人ぼっちだった僕、この世界で家族が出来た事で忘れていただけで若しかしたら心の何処かで否定される事をまだ恐れていたのかもしれない、そうだとしたらそれに気付いて友達になってくれたイリナちゃんにお礼を言わないと

「それに…」

「それに?」

「蓮夜くん友達が居なそうな顔してるもん」

「酷いよ?……でも、まあ、その、友達になってくれてありがとう」

僕が少し恥ずかしそうにお礼を言うとイリナちゃんは微笑んでくれた、僕はそんな優しいイリナちゃんと友達で良かったなと思いながらイリナちゃんの家を目指した

「照れてる蓮夜くんってお姉ちゃんに似てるね、こう言うのを萌えって言うんだよね?」

「イリナちゃん、全て台無しだよ今の台詞で」










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