第二幕その一
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た。二人は自分達の前に姿を現わした黄金の髪と目の魔法使いと対しながらそのうえで話すのだった。
「地下の世界にいて人の為になることをする」
「その通りだ」
道化師のその言葉に対して頷くチェリーだった。
「そしてファタ=モルガーナのライバルですね」
「あの女とはこの世がはじまった時から共にいるが」
ファタ=モルガーナの名前が出て来ると途端に不機嫌な顔になった。
「好きになれん。むしろ」
「むしろ?」
「大嫌いだ」
お互い嫌い合っているのである。
「全く以ってな」
「ああ、そうですね」
道化師は彼のむっとした顔になったうえでの言葉に納得した顔で頷いた。
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