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無限の赤龍帝
面談が変なことになってるぞ?
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ありったけの魔力弾を放ってきた。

「お前はかなりの化け物のようだな。お前から奪った力、凄まじいぞ。だが、流石に死んだだろう」

「おい、ヴァーリ。お前…………どういうつもりだ。それとその結晶をどうする気だ?」

「アザゼル。コイツは元の持ち主に返してやるのさ」

「おい、まさか裏切る気か?」

「ああ。禍の団(カオス・ブリゲード)から誘いを受けてな。あっちの方が面白そうだからな」

アザゼルとヴァーリが話しているが、さて、どうするか。倒れたまま考える。

『…………力の補給…………完了…………』

『あれほど使って半減された物をこの一瞬で回復するか…………化け物じゃな』

『全くだ。むしろ、俺っていらないんじゃ…………』

瞬時に身体に戻って来た力。さて、同仕返ししてやろうかと思ったのだが…………その必要はなさそうだ。何故なら、世界が白く染まり、一瞬で景色が変わった。そして、ヴァーリが思いっきり見えない速度で吹っ飛ばされた。

「おいおい…………お前が乱入して来るのかよ…………」

「ふん。大事な息子に手を出されて黙っておる親がおるか。しかも、こやつはイッセー力を不意打ちで奪った。許してはおけぬな」

ヴァーリが居た場所にはロリモードながら、空中に浮かび、首をコキコキと鳴らしながら、扇子を持った手を頭上に上げて、その先で太陽その物のような巨大な塊を創りだしている母さん。

「ちょっ、待てっ!!」

「待たん」

「おい、アイツは…………」

「黙れ。貴様らも皆殺しにするぞ。誰に向かって物を言っておるか」

会話しながら容赦無く放たれた太陽はヴァーリが墜落したであろう場所を飲み込み、世界を白く染め上げて完全に破壊していく。そして、俺達は元の空間へと戻った。

「白夜叉様」

「ふん。安心しろ。単にお仕置きしてやっただけじゃ。運がよければ生き残っておるわ」

「「(無理だろ)」」

アザゼルとサーゼクスの心の声は理解出来る。

「イッセー、無事か?」

「ああ、大丈夫だけど」

「そうか。それは良かった。しかし、やはり鍛錬が足りぬな。うむ。夏休みは箱庭で強化合宿じゃな。相手は修羅神仏で構わぬか。牛魔王あたりと戦わせてみるか?」

「死ぬわっ!!」

「そうかの? オーフィスの禁手(バランス・ブレイカー)なら良い所にいけると思うがの。まあ、準備しておいてやる。楽しみにしておれ」

「そうですね。白夜叉様も楽しみにしてくださいね。ええ、それはもうたっぷりとご説教してあげますから」

母さんの背後に突如として現れた月の化身。そのウサギは母さんの首根っこを捕まえて、充電満タンなインドラの槍を母さんに向けていた。

「おい、黒ウサギ…………それは洒落に
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