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ソードアート・オンライン〜Another story〜
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そこは高性能のPCが並び、別の部屋では大型の量子コンピュータの数々が昼夜問わずに起動している。まるで、夜空に浮かぶ星々の輝きの様に 様々な色のLEDの光が瞬き、それが機械達を動かしている証しとなっていた。
この場所にいて そして、全てを行える場所である。
故に一般的である会社等に言って仕事をしている訳ではなく、全て自分の家で済ませているのだ。
「……ふぅ」
男、……いや、その容姿から言えば、どちらかと言えば、《男の子》と言うべきだろう。
その、まだ幼さが残る男の子はメインPCの前で一息をついていた。そして、ゆっくりと肩をまわし、姿勢を正し、深く椅子に腰掛けて、楽な姿勢をとっていた。その仕草から、どうやら、少年は随分PCの前に座っていたようだ。疲れが溜まっているのも、時刻が深夜だと言う事も加味している事だろう。
「……よろしかったのですかな? 坊ちゃん」
少年のその直ぐ後ろに、姿勢を一切崩さず乱さず、直立不動で立つ老紳士がいた。
いや、服装から見れば、執事といった方がいいだろうか。姿勢を一切崩さずに立つそう人物は、少年の後ろに、まるで初めからそこにいたかのように控えていた。
「……もぅ、人のチャットを覗くのはいい趣味とは思えないよ? 爺や」
その声に反応して、少年が振り向くと、ただ呆れた様にそう言っていた。
でも、本当に突然、後ろに現れたと感じたのなら、普通は驚くだろうと思える。……だが、実はこれは日常茶飯事なのである。この程度で驚いていたら、何度驚けば良いのか判らない程にだった。
その《爺や》と呼ばれている執事はニコリと笑みを見せると続けた。
「私は、あなた様の保護者を自負しておりますので……。如何に、あなた様が稀代の天才だ、と言われようと、世間でどんな評価をされていようと、……今はまだ成人にすらなっていない年齢でございます。……ですから、お仕事以外については、口を出させていただきたいですよ。後世の頼みです」
爺やは、す……っと頭を下げつつそう言っていた。
それを聞いて、そしてその姿を見た少年も同じようにニコりと笑い返した。別に煩わしいと思った訳でも、嫌がった訳でもないのだから。ずっと、傍に居て欲しい人だから。
「……あははは。うん。爺やには全く頭が上がらないや。……そうだよね。たった1人の家族だしねっ! うん。でもさ、僕は爺やの話なら、僕から聞きたい位、なんだよ? 後生の頼み〜なんて、言いすぎだよ」
執事は家族だと少年から呼ばれているが彼とこの少年は血は繋がってはいない。その事に関しての説明はまた後の展開で明らかになるだろう。
「それより爺や、さっき言ってた『よろしかったのですかな?』って、一体何の事?」
少年は、腰掛けた椅
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