暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic9その頃、主人公はひとり頑張っていました〜TemperancE〜
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ナンバー24、封印」
気持ち良く中級術式を使え、ジュエルシードも回収できた。うん、今日はまったくもって良い日だ。今日は朝からはやてが検査の為に大学病院に居るため、空いた時間が出来た私はイレギュラーナンバーの回収に努めている。今日は空き時間が続く限りイレギュラーナンバーのジュエルシードを回収するつもりだ。次のジュエルシードを回収するために飛行で移動を開始、ある程度離れたところで結界を解除。
(競争相手が居ないから楽だな。固有術式をどれだけ使おうとも私とバレない)
残りのイレギュラーナンバーは5つ。この2日で全部集めたいが、今の総魔力量では1日で最高2つまでだろう。ジュエルシード封印に苦戦して魔力の消費が激しければさらに減るかもしれない。が、やってやるさ。
この事件の中盤には管理局が介入してくる。クロノを相手にするのは避けたいからな。次の現場は少し離れたサッカーグラウンドの在る川原。確か、なのはの父、士郎さんが監督を務めているチームが練習試合をしていた・・・いや、する場所か。
「草むらの中だな」
――封牢結界――
封時結界に、結界外に脱出できない効果を追加した封牢結界を発動。封鎖結界ゲフェングニス・デア・マギーを使えば早いが、あれは古代ベルカ式の術式だ。この事件にベルカ式が介入したということにならないようにする為、ミッド式として新たに作る必要があった。
私固有の結界が使えればいいが、残念ながら私の持つ魔術の結界は創世結界だけ。新しく魔術の結界を作るよりも魔法の結界を作る方が早いし簡単だ、複製という基が在ることだし。
「さてさて。ジュエルシードはどこだ?っと」
ジュエルシードの気配に意識を集中させながら草の根をかき分けながら探す・・と、「見つけたっ」ポツンと落ちているジュエルシードを発見。そっと手を伸ばし、もうちょっとで取ることが出来たってところで、「イジメか!?」ジュエルシードが発動して、膨大な魔力が放出される。なのは達が居ると、自分の正体に繋がる術式が使えないからまともに受けるしかないが、今は私の独壇場。
「
女神の
(
コード
)
・・・
救済
(
イドゥン
)
」
翳した右手で放出された魔力を吸収。先のジュエルシードの封印に消費した魔力を一気に回復しながら、空いている左手の指を銃の形にして、
――
煌き示せ
(
コード
)
、
汝の閃輝
(
アダメル
)
――
封印効果を乗せた砲撃アダメルを放つ。至近距離での一撃だ、確実に停止させた。本日2度目の「ジュエルシード。シリアル26・・・ゲットだ」封印となった。幸運なことに魔力供給も出来たことだし、このまま次のジュエルシードの回収と行こう。
「っと、その前に」
グローブ下の左中指にはめてある指環、“エヴェストルム”の時計機能を呼び起こし、空間モニタータイプの
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