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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第七十三話】
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装備には制限がかかってないからまだ多少は専用機持ちが有利――となるのは実はシャルルのみで、他の量産機にも生徒の申告により、追加装備が与えられるそうだ。
そして何と、パッケージ装備も許可されるらしく、一部女子生徒はそちらを選択しているとか――。
因みに俺と一夏の優位性があるのはバリア無効化攻撃が可能な雪片と天狼、後は単一仕様と第三世代装備のみだ。
――まあ一夏の場合、対人戦で零落白夜はやめてほしいが、主にいつか大怪我させそうで、雪片の無効化攻撃だけでいけると思うし。
――話は変わるが、セシリアと鈴音は専用機でのトーナメント参加の許可は下りなかった。
量産機での参加は可能だったのだが、代表候補生として、専用機持ちとしてのプライドなのか、出場を辞退をした。
――まあ専用機のトーナメントにおける稼働データとかは貴重だと思うし、国としては代表候補生のデータよりもISの稼働データを注視するのは必然だろう。
――俺に言わせれば、それを運用する彼女達の戦闘データを重視する方がとも思うがね、これが。
――しかし、トーナメントに出場出来ない=結果を出せないというのはセシリアや鈴音の立場を悪くする要因になるかもしれない。
「……セシリア、鈴音も出たかっただろうな…」
……因みに美冬は問題なく出られる、怪我も他の二人より治りが早かった為、直ぐ様参加登録した。
未来ももちろん参加するのだが、美冬、未来共にランダム抽選でパートナーを決めるとか――。
何でも、美冬と未来曰く、その方がランダム要素が強く、新たに誰かと仲良くなれるかもしれないからだとか――。
まあ、二人が選んだんだから俺はそれで構わないがな、これが。
それはそうと、俺は無意識に左手を握りしめていたらしく、手が真っ赤になっていたのに気づいたシャルルがそっと手を重ねてきた。
そして、そのままほぐすように――。
「ヒルト、感情的にならないでね。彼女は、恐らく一年の中では現時点での最強だと思う」
「機体込みでだろ?ISの扱いに関しては未来の方が一枚上手だったと思うが」
――そう、実際未来は強い。
瞬時加速も使いこなし、器用にも後方への瞬時加速等の離れ業を普通に使ってその動きに俺は翻弄された。
未来曰く、基本的な瞬時加速が出来るならその応用した瞬時加速もそれほど難しくないとか。
――瞬時加速にも、色々な種類があるようなのだが…使えない俺には知識として覚える以外に有効な手はないのが状況だ。
「……ヒルトっていつも飯山さんの話をするよね?」
「ん?そりゃ幼なじみだからな、普通に凄いと思うし――」
「ふーん……」
と、不意にシャルルに腕を指で
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