暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
15話:覚醒するD/貫きたい思い、守りたい約束
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その音声が響くと、ディケイドの頭部は並行世界の王者の証『ディケイドクラウン』に変化し、肩から胸にかけてあったふちの白い部分が開き、九つのライダーのカメンライドのライダーカードが配置された装甲『ヒストリーオーナメント』が装着される。体にあった色は黒と銀を基本としたものとなり、複眼の色はマゼンダへと変わる。
ディケイドライバーのバックルをベルトの右腰に装着し、ケータッチをバックル部に装着する。


仮面ライダーディケイドの真の姿にして最強形態『ディケイド・コンプリートフォーム』だ。


「これが……コンプリートフォーム…!」
「姿を変えたところで!」

変化した体に新たな力を感じている士に、ウェザー・ドーパントは未だ立ちこめる暗雲から赤い雷を落とす。

「ふっ…だぁあ!」
「なっ!?」

だがその雷を士は腕で受け止め、振り払う。ウェザー・ドーパントは雷が聞かなかった事に驚愕する。

「は〜、ふ〜……それじゃあ、反撃と行こうか!」
「この…なめるなぁ!」

士は一回深呼吸をして言い放つ。その声と共にウェザー・ドーパントはウェザーマインを操り、士に攻撃を仕掛ける。

〈 ATACK RIDE・SLASH! 〉

「はぁあ!!」
「っ!?私のウェザーマインを!?」

しかしその士はカードを装填し、ウェザーマインを切り裂く。

「これでご自慢のチェーン攻撃ができなくなったわけだ」
「くっ…だが、その程度で!」

そういいながら拳を作り、士に向かって走り出す。そして作った拳を振り上げ、士に仕掛ける。

「ふっ!」
「がっ!?……はぁあ!」

それを避けボディーブローを繰り出す士。それを食らいウェザー・ドーパントは後ろへよろけるが、すぐに蹴りを出す。

「ぐっ、だぁあっ!」
「ぬぁ!?」
「はぁああ!!」
「ぐあぁ!?」

だが士はその蹴りすらも両手で掴み、ウェザー・ドーパントを空中へ投げ出す。そして宙に浮き、身動きの取れないところにさらに一撃を当て、ウェザー・ドーパントを吹き飛ばす。ウェザー・ドーパントはなす術無く地面に転がる。

「こんな、筈では…!だが!」

そういい、ウェザー・ドーパントが手を挙げると、背後から灰色のオーロラが現れる。そしてそれが通過すると、その場には多くの怪人達がいた。さらにユーノ達が相手取っていた怪人達もそこに集結する。

「これだけの怪人を相手するのは流石のあなたでもできまい!やれぇ!!」
「「「「「「「オオオォォォ!!」」」」」」」

「なめるなよ!」

〈 KUUGA!FAINAL KAMEN RIDE・ULTIMATE 〉


ウェザー・ドーパントの指示で怪人達は士へ走り出す。士はケータッチにあるクウガの
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