第九話 冤罪
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年3月21日
■魔法世界 メガロメセンブリア 近衛木乃香
詠春が動いてる間に、うちは長距離転移符で魔法世界へ移動や!
丁度ちーちゃんはご両親と旅行やから単独行やで。
さてさて、アパートごっこの木で秘密基地作って偵察樹と偵察虫で全域のサーチや。
半日もかからずに、アリカ発見!おうおう、尋問されてるの。
『アリカ姫、あの完全魔法無効化を持つアスナ姫は今何処に居るのかね?』
『アスナはこの世界の為に礎になったのじゃ』
そうだよね、シナリオではそうなってる訳やし。
『嘘を言うな!我々が調べた限り、アスナ姫は姿を隠したと聞いている!』
ん?あの秘密を知るものは居ないはずやのに、憶測か或いは何者かが漏らしたか?
『何を言うか、アスナはアスナは礎になったのじゃ!』
アリカが頬を叩かれた!
殴りおったで、女の顔を殴りおった。
フフフフ、よし殺そう、直ぐ殺そう、あの糞虫共を跡形もなく消し去ろう。
転移でアリカだけを助けた後で、小惑星でもメガロに直撃させたらええな。えーと火星に近い小惑星はイトカワあたりか、その辺で良いかの……
10分程経過
……しもうた冷静に考えたら、イトカワを引き寄せるとして一週間はかかるか、それに堕とすのが魔法世界とはいえ基盤の火星自体に大異変が起これば地球も影響受けるか、こりゃあかんな。
しかしこのまんまでは、埒があかんな、アリカを助けたとしても、濡れ衣はらさにゃあかんし。それに現状のアリカを考えたら、身代わりを置いておかにゃああかんな、それやとナギ達が集まるかもしれへんな、んー迷うわ、元老院の糞虫共を消し去るんは簡単なんやけど……
更に10分経過
……よし決めたで、アリカ救出や、思い立ったら祝日や。
長距離転移&ステルス化で監獄へゴーゴー!!
メガロ全域を、まぬけ時空へ!
(まぬけ時空とはその中にいる人間は通常の100倍間抜けになってしまうのだ)
観察用機器を全て誤魔化して此からのことを記憶させないでずっとアリカが居たように見るんやで。それで、尋問しているこの糞虫を潰す事も出きるんやけど、今は我慢や悪夢でも見てろ。
「アリカアリカ」
「アハハハハ、お空に渦巻きが:¥=?}^、^&&$#??」
あかん、アリカもまぬけになってしもうた。アスナのように完全魔法無効化がないからやな、しかたないこのまま拉致や、アリカの髪の毛から作った身代わり置いて準備OKや。
「アリカ、行くで」
「パポアアアジャオアイアアイゲヘゲヘポポ!」
うわーナギがこの姿見たら千年の恋いも覚めるで。
墓守人の宮殿へ取りあえず転移!!
「ハッ、木乃香私は何を?」
「気が付いたみたいやな」
「助けてくれたのか」
「そうや、テ
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