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ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
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〜Cross storys〜
episode of cross:接触
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がキツ過ぎたからな。息抜きの意味合いがあるんだろうな。それか、半分まで攻略したことへのお祝い的なデモンストレーションじゃねぇの?」

「なるほどな。じゃ、じゃあ、その、出るのか?《白銀》とか、《神聖剣》も………」

顔中にワクワクと言う擬音語が付きそうな感じで、シキが聞いてくる。

それにどこかつまらなそうにシンが返答する。

「でるわきゃねぇだろ。あいつらが出たら、逆にブーイングが出そうだからな。ま、《六王》から一人は出すらしいぜ」

「おっ、それはどなた?」

頭だけ巡らせてこちらを見てくるシキに、にやりと言う効果音がつきそうな笑みを返し、シンは

「それはだなぁ───」










「《冥王》、かぁ………。ふーん」

「なによ、ゲツガくん。文句があるわけ?」

ゲツガは、テーブルに頬杖をつき、手元のウインドウを気だるげに見ていた。

その隣、ユキは持ってきた(自称)重要情報に対してのゲツガの反応の薄さに頬を膨らませていた。

「いや、別に文句があるわけじゃあねえんだけどよ。《冥王》っつったら、超有名なPKKじゃねぇか。実物にはまだお目に掛かったことはねぇが、大丈夫なのか、そんな危険な奴をわざわざデュエル大会なんかに呼んで」

「んー、団長は良いって言ってたんだけどな。アスナも心配ないって言ってたし」

「言ってた言ってたって、ユキ。お前も実物見たことないのか?」

図らずも挑戦的な言い方になってしまい、またもや雷が落ちるか、とゲツガは首を縮めるが、意外や意外、ユキはちょっぴり憂鬱な表情で首を巡らせていた。

「そうなんだよねぇ。これでも《六王会議》にも度々出席してるんだけど、その度に行き違いみたいに欠席になってて………」

「なんだそりゃ。嫌われてんのか?」

「ううん。あっちも私のこと知ってないと思うから、それはないと思うんだけどね……」

ふーん、とゲツガはもうそのことに興味をなくした。

別にそんな低層のデュエル大会なぞに興味など抱く必要もないし、第一出ないのだから参加者云々の話も関係ない。

「ま、いいや。とにかくそいつ見たさで出場すんだな。頑張れよ、一応応援しとく」

そう言うと、なぜかユキは何言ってるの?みたいな表情でこちらを向いた。

「何言ってるの?ゲツガくん。私は参加しないよ。そんなやばそうな大会。ゲツガくんが出るんだよ」

…………………………………は?

ぼんやりと窓の外を眺めていたゲツガだったが、ユキの放ったその一言で現実に引き戻された。こう、ゴキッと、バキッと、強引な感じで。

「……ちょ、ちょっと待て。何で俺がそんなとこに参加しないといけないんだ?」

「あら、私を傷付けたいの?」

「い
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