暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
父の遺品と謎の歯車
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シィさんを肘であてて、言ってきた。

「いや、だから・・・」

ルーシィさん、憶えてないのですよ・・・。

「それでは改めて、私、ミッシェル・ロブスターです。お久しぶりです。ルーシィ姉さん!」

・・・え?

「・・・ね」

「「「「「「「「「「姉ぇぇさぁぁぁん!!!!???」」」」」」」」」」

ミッシェルさんの言葉に俺達全員驚いた。

「驚きの真実!!ルーシィパパに隠し子が・・・!!!」

「・・・じゃなくって、ロブスター家はハートフィリア家の遠縁にあたるの。」

ハッピーの言葉に、ミッシェルさんがそう言う。

「つまり、ルーシィの親戚。」

「そういう事ね。」

シャルルとキナナさんがそう言う。

「なーんだ、つまんない。禁断の恋かなんかかと思ったのに・・・」

ミントがそう言う。後でお前殴ろうかな?

「でも何で“お姉さん”?」

ウェンディが疑問に思い、そう言った。

「雲泥の差ってのはこの事か。」

「よくわかんねぇけど、お前ルーシィの娘って事だな。」

「何でそうなるのよ!!?」

「冗談だっつーの。」

「冗談が少し悪いと思います、ナツさん。」

俺は冗談を言ったナツさんに向かってそう言う。





























それから少しして・・・

「プゥーン。」

「で、何でアタシがお姉さん?」

ルーシィさんがミッシェルさんに聞いてみた。
なぜかプルーがいますけど、そこは置いておきましょう。

「だって、年上だから。」

「でも・・・どうみたって、あなたが年上でしょう。」

「それは・・・」

「まぁ、俺達天狼島いた者は7年も歳を取っていませんからね。
 本来ならもう20代ぐらいですからね。」

俺がそう言う。

「でもお兄ちゃんは半年だけ歳を取ったんだよね?」

「まあな。今はもう16歳だ。」

ウェンディの言葉に俺はそう言う。
X784年の12月に天狼島へ行き、X791年の3月ごろにここへ戻ってこれた。
俺はX790年の9月に俺だけが目を覚めた。
そう計算すると、俺は今16歳いである事がわかる。
・・・ナツさんはどうも理解できていない様だ・・・。

「やっと・・・やっと姉さんに会えた・・・ひぃぐぅ・・・。」

「まぁまぁ・・・てか、その荷物、何?」

ルーシィさんはミッシェルさんが持っている荷物を見てそう言った。
ケース1つだけの様ですね・・・。

「これは・・・」

これは?

「私はこれを・・・姉さんに・・・!」

「あっ!!」

ミッシェルさんはルーシィさんに抱きつ
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