GGO編
百十七話 The End
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
言に、リョウは戸惑ったように片眉を上げた。ふんっ、と鼻を鳴らして、彼は問う。
「……なんで」
「それは〜……えっと……こ、この人に勝ったご褒美みたいな!」
「…………」
言いながらアイリは焦ったようにザザを指差す。リョウは一瞬呆れたように息を吐いたが、それだけだった。
「わぁったよ。無茶なもんじゃなきゃ、聞いてやる」
「ホント!?やった!!それじゃ……ぱぱっと勝つよ!!」
「へいへい!!」
丁度砂漠の向こうでは、止まったハンヴィーからキリトが降りて来る所だった。あの様子だと、既にシノンは何処かに潜んでいると見るべきだろう。さて……
「アイリ、突っ込め!止まんなよ、シノンに撃たれんぞ!」
「りょーかい!それじゃ……いっくよー!!」
散々待たせたギャラリーへのサービスとばかりに輝くような笑顔を浮かべて、アイリは真っ直ぐに走り出した。
タッグマッチの結果は……読者諸君の想像に、お任せするとしよう。
試合時間、三時間十七分五十二秒
第三回 バレット・オブ・バレッツ本大会バトルロイヤル終了。
リザルト── ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ──
Sixth story 《Kill or Be Killed》 完
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ