四話
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成するクラウドセルをも焼き焦がしながら膨大なエネルギーの塊を眼前の穴に向けて吐き出した。
目も開けられない程の眩い光とそれに伴う轟音が世界を支配する。
収まった時、空に開いた穴が消えているのと引き換えにハルペーは自らを構成するクラウドセルの約八割を失い風に吹かれるぼろきれの様になっていた。
「これでさっきほどの再生能力は維持できん。後は周りも含めて潰すだけだ」
そう言い放つと眼帯をはずし、その奥にある茨輪の十字を刻んだ右目を露わにする。
歩き出し狼面衆が襲い来るがアイレインに到達する前に消え失せる。両手に銃を保持しているが一発も撃つことなく視線を遣るだけだ。
だがそれだけで狼面衆の姿が消える。良く見るとその場所に茨輪の十字を刻んだ眼球があることに気付く事が出来るだろう。
「ほらあんた達、ボケッとしてるんじゃないわよ。穴も無くなったんだしいくわよ」
アルシェイラの号令と共に第二幕の幕が上がった。
・二連雷迅は使いません。理由としてニーナの雷迅は両手の同時攻撃である。なのでもう片手で追撃、ということはありえない筈だから。
・何で狼面衆を取り込んだ方は老性体クラスか。狼面衆がオーロラ粒子の塊のような描写があったから(ドゥリンダナ戦の前)、栄養が多ければ成長もいいって事で。
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