暁 〜小説投稿サイト〜
ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第12話 独壇場
[1/8]

[8]前話 [1] 最後
「た、大将達が負けたーーーーーーーーーー!!??」

「最高戦力がああも簡単に!?」

シシ達の戦闘を近くで見ていた海兵達は膝をついている大将達の姿に釘付けとなっており、その中には膝から崩れ落ちる者もいる。

「『赤犬』!!『黄猿』!!『青キジ』!!」

処刑台にてシシと3大将の戦闘を見ていたセンゴクも思わず声を張り上げた…まさか、あの3人が敗れるとは夢にも思わなかったのだろう。

「センゴク…!!こりゃあ、本気でマズイのう……アイツら3人でさえ、あの男は軽くあしらいおった。わしやお前が行ったとしても、勝てるかどうか分からんぞ!?」

同じように戦闘を見ていたガープもこの状況にはさすがに焦ったらしく、その額からは冷や汗が流れている。

「そんな事は分かっている!!だが、ここであの男1人に屈すれば、世間は海軍に対しての信頼を失うのもお前は分かっているだろう!!それだけは避けなければならん…ここは世界のほぼ中心にある島『マリンフォード』!!ここに我々がいる事の意味を考えろ!!」

ガープの言葉にセンゴクは怒声にも近い声で答えた……最初にエースの存在を発表した時も言っていたが、エースの処刑は必ず成功させなければならない。もし失敗すれば、次世代において海賊の頂点に立つ資質を発揮し、いずれは『海賊王』になる可能性もある…それと同時に海軍は『海賊王の息子』を野に放したとして、信頼が皆無となるのは当然の事となるだろう。

「センゴク元帥!報告します!!」

そんなセンゴクとガープの元に海兵から報告が入った。

「くっ、こんな時に……どうした!?」

「はっ!!ジンドウ・シシによって破壊された『包囲壁』から続々と『白ひげ』傘下の海賊達が進入してきております!!また、広場の中を『麦わらのルフィ』、ジンベエ、イワンコフの3名が猛然とこちらへ向かって来ております!!」

「ぬぅ……全部隊に連絡しろ!!『白ひげ』とその傘下の海賊達、『麦わらのルフィ』、ジンドウ・シシに戦力を分散して応戦させろ!!とくに、ジンドウ・シシは注意しろ!!あの男は最悪、足止めでも構わん!!」

「りょ、了解しました!!」

「これからエースの処刑を行う!!すぐに準備するんだ!!」

「「はっ!!」」

海兵は慌てて返事をして、すぐさま命令通りに行動をし始めると同時にセンゴクは処刑人にも指示を下した。



















「こんにゃろー!!」

同じ頃、広場の中を走りながら立ちはだかる海兵達をなぎ倒していくルフィ、ジンベエ、イワンコフの3人だが、ジンベエとイワンコフはシシと別かれた後に少しだけだが不安に感じていた…あの時はルフィ達の言葉を信じたが、いくらシシが実力があろうとも、あの
[8]前話 [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ