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イナズマイレブンGO AnotherEdition
第1部 シード編
第4話『怒れる獣』
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殺シュート、”ベアードライブ”だァ!」

そのシュートに、思わず見ていた全員言葉を失う。




「……!、必殺シュート!かっこよかったぜ!クマ!!」

だが、真っ先にそれに言葉を駆けたのは龍野であり、熊井も龍野のその言葉に拳を突き出して答える。

「ありえない、さっきまであんなにフラフラだった奴がシュートを決めるなんて」

「ヘッ!これがクマの力だぜ!!」

「……あんなのマグレだ!」




「ぐっ、俺達が負けただと?」

「フン、ざまぁねぇなァ」

磯崎達を見下すように言い、その言葉に反感するようにキッ、と睨み返す。

「何してやがんだァ?とっと立てよォ!」

「何っ!?」

「どうせテメェ等まだこの結果満足してねぇんだろ?もう一本シュート決めて、嫌でもテメェ等に実力の差を教え込んでやるよォッ!!」

「俺達を馬鹿にしてんのか!」

「どうとでも思うのは自由だがなぁ、このまま引き下がれねぇと思ってんだろ?」

「チッ、シュートを決めて威勢づきやがって!絶対叩き潰してやる!!」

「お前こそ威勢づいて、叩き潰されねぇ事だなァッ!」

「……舐めやがって、城山!次は全力だぞ?」

磯崎の言葉の意味を理解したように、城山は頷き、再び試合が始まる。




「二試合目も行うなんて、随分余裕だね?」

「へっ!何かわかんねぇけど今のクマなら大丈夫さ」

「どうかな?今のクマの挑発は完全に磯崎達を怒らした、それにまだ力を出し切ってないのは磯崎達も同じだよ」

光良の言葉に疑問を持ちながらも再び、フィールドに視線を戻す二人。フィールドでは、再びドリブルで熊井が突っ込んでいく。




「おらおら!どけぇッ!!!」

「調子にのるな!キラースライドォッ!」

強烈な蹴りの連激を繰り出しながらのスライディングで突っ込む必殺技”キラースライド”。だがそれに対し、飛び上がってそのスライディングをいとも簡単に避ける。

「テメェも役不足なんだよォ!引っ込んでやがれッ!!」

「ぐっ!!城山!!!」

「任せろ、絶対に今度は止める!」

再びシュートを決めようと突っ込んでいくが……。

「うおおおおおおおっ!!出て来い!”機械兵(キカイヘイ)ガレウス”」

体全体に気を溜め、黒いオーラが体から漂い、そして溜めた気を解き放つように、オーラは化身の形を形成すると、化身である機械兵ガレウスが姿を現す。




「化身!?」

「アハハハハハ!驚いたか?城山も化身使いなんだよ」

「あいつも化身使いだったなんて」

「だから言ったろ?力を出し切ってないのは向こうも同じだって。化身使いの城山のシュート、止めるのは絶望的
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