シェフを求めて…
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
キリトside
エギルの店に着いた
はぁ、いつも通りエギルは酷い商売をしていた
「よし決まった!ダスクリザードの革、二十枚で五百コル!」
酷い…
エギルはごつい右腕を振り回すと、商談相手の気の弱そうな槍使いの肩をバンバンと叩いた
そのままトレードウインドウを出し、有無を言わせぬ勢いで自分側のトレード欄に金額を入力する
相手はまだ悩んでいたが、歴戦の戦士と見紛うほどのエギルの凶顔に一睨みされると…
そりゃ断れないよな…
まあ、エギルは実際、商人であるのと同時に一流の斧戦士だ、攻略にも出てるしな。
商談相手は慌てて自分のアイテムウインドウからダスクリザードの革を二十枚、トレードウインドウに入れ、OKボタンを押した
「毎度!また頼むよ兄ちゃん!」
やっと終わったか。
「うっす。相変わらず阿漕な商売してるな」
ハデスside
「うっす。相変わらず阿漕な商売してるな」
キリトか。
俺はエギルの店でコーヒーを飲んでいた
物売りに来たのか?
いや、それ以外ないか
「よぉ、キリトか。安く仕入れて安く提供するのがウチのモットーなんでね」
うわ、うそっぽいな。
特に後半は
「後半は疑わしいもんだなぁ。まあいいや、俺も買取頼む」
キリトも同じことを考えていたのか?
いやーさすがキリトくん
「キリトはお得意様だしな、あくどい真似はしませんよっ、と…」
キリトはトレードウインドウをだしエギルにだし、エギルはそれを見る。
そして、驚愕の表情に…
「おいおい、S級のレアアイテムじゃねえか。ラグー・ラビットの肉か、オレも現物を見るのは初めてだぜ……。キリト、おめえ別に金には困ってねえんだろ?自分で食おうとは思わんのか?」
「思ったさ。多分二度と手には入らんだろうしな……。ただなあ、こんなアイテムを扱えるほど料理スキルを上げてる奴なんてそうそう……」
オレも食いたいなあ
料理スキルはもうコンプリートしたのになー
お、アスナじゃん。
「キリト君」
キリトは後ろにいる人が誰だかわかってるように後ろに振り向き
「シェフ捕獲」
「な……なによ」
「キリトー!オレも食べたいなぁ!食べたいなぁ!」
俺は振り向きキリトに言った
「うえ!?ハデス!?いつからいたんだ!?」
キリトは驚愕の表情を浮かべながらこっちを向いた
そりゃ驚くよね。
てか気づかないなんて酷いなー
「ねーダメー?料理スキルコンプリートしてるよー?」
「!?!?」
もう一度驚きをもらった
「驚きすぎ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ