江戸の街
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「ここに関わりがあるのか。ま、そっちはあんたの仕事。今回の妖怪はこっちで殺るよ。それと、何もしてない妖怪を殺すならあんた達も殺すからその辺は覚えておくといい」
「わかった。では、失礼する。姫巫女殿に今度手合わせを願いたいと伝えておいてくれ」
「わかった。言っておく。武器とかも取り扱ってるから何かあればおいで」
「ああ。お茶や団子も美味かったからな。またお邪魔するよ」
そう言って、上様が帰って言った。さて、一応接触とコネは成功と。
“どうするの?”
あると便利だからスポンサーになってくれるかもしれんよ?
“そっか”
さて、事件はもうすぐ解決するな。手がかりはやったし。後は、紗代が逃がしたあの妖怪がこのまま終わらないだろうが、三人もいれば余裕だろう。俺はいろいろ保護にうつるか。
紗代
上様が訪ねて来てから早四日。見回り中に妖力を感じたので、鵺さん達と現場に向かうと、武家屋敷の一角で上様と武士らしき人が対峙していました。妖気は武士からでているようです。
「「どうします?」」
「もちろん、行きますよ」
「「了解」」
早速屋根に登って、入り込みます。後は見学して起きます。人間同士の戦いには参加するなと言われましたから。
「ここまでだな。大人しく縛につけ」
「まだですよ上様。単に人がやられただけの事です。ここで、私の真の力をお見せしましょう」
すると、お侍様が大きな火鼠の姿に変化しました。
「おのれ…………完全な外道に落ちたか…………」
それはちょっと訂正を求めたいですね。
「死ねえ!!!!」
火鼠は炎の塊を上様に飛ばしました。
「「上様っ!!」」
お庭番の人達が上様の盾になろうと前に出ました。
「はい、そこまでですよ」
私はそんなお庭番のの前に出て、炎の塊を龍神で叩き斬ってあげました。
「何奴!」
「お久しぶりですね、鼠さん。お元気でしたか?」
「やっと見つけたぞっ!!! 俺は貴様を殺したかったんだっ!!!」
熱烈なラブコールですね。お断りしたいですが。
「「他にもいる」」
「はい、そうですね」
仲間が沢山いますね。
「けけけ、紹介するぜ! 雷獣だ!!」
馬のような雷獣が1体と火鼠が200くらいかな?
「上様は下がっていてください。ここからは裏の領分です」
龍眼を発動してお願いする。
「しかし…………」
「上様。我らは下がりましょう。我らが居れば彼らも全力を出せないかと」
「わかった。後は任せたぞ」
「心得ました。さあ、二人とも狩りを開始しましょう」
私達は肉
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