江戸の街
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せんでしたが…………下手な事をしたら我らなど、一瞬で殺されてしまいますので、ご注意ください」
「まことか?」
辺りを警戒しながら会話を続ける。
「はい。もう一つご報告がございます。姫巫女と道場破りは同一人物のようです。そして、この店に出入りしているとの情報がございました」
「つまりここが当たりと…………」
「ぐはぁ!!」
次の瞬間、浪人のような奴が勢い良く店の外に吹き飛ばされていた。
加奈、咲
私達は、お団子に虫をつけようとしていた客を見つけた。
「おい、このみ「「食らえ」」ぐはっ!!!」
そいつに一撃をいれ店の外に吹っ飛ばしました。
「てめら、なにしやがる!」
「「虫をつけようとしていたので、止めたまでです。全く、御主人様の作った物への侮辱は許しません。万死に値します」」
睨み付けると浪人はうろたえましたが、刀を抜きました。
「きゃあああああああああああ!!!」
店の中の客もそれを見て悲鳴を上げます。
「「大丈夫です。お静かに…………」」
静まるはずもありませんが…………すぐ終わります。
「お前達! 表に出ろ!! ここじゃ迷惑だ!!!」
あれ、小次郎様が浪人の相手をしてくれるみたいです。どうせなら見てみましょう。
外に出た浪人たちは小次郎様にやられました。少し苦戦したようですが、炎王鬼さんに鍛えられてる方が浪人風情に負けるはずありません。というか、負けたらお仕置きです。
「「お怪我は?」」
「無いです。それより、これ」
彼らの財布ですか。迷惑料もいただいておきましょう。
「どうしたのですか?」
すると、1人の綺麗な少女がやって来ました。
「あ、お帰りなさいませ母上」
「「お帰りなさいませ、紗代様」」
私達はお店の中に戻り商売にもどります。
「「お騒がせしました」」
私達は迷惑をかけた方々に謝って起きます。
「あ、お侍様」
「新之助さん」
「ああ、ひさしぶりだな」
その後、少し話した後、あのお侍さんとは別れたようです。しかし、怪しい人達です。付けてましょう。蜘蛛達、お願いします。
シオンSide
夜、ご飯を食べ終えた。昼間騒ぎがあったのを見てたけど…………小次郎はもうそろそろ技の修行に入ってもいいな。
「小次郎。炎王鬼に技も教えてもらえ」
「いいんですか?」
「ああ」
話していると店の扉がノックされた。
「「はい。なんの御用でしょうか? もう閉店してますがお
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