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FAIRY TAIL〜忍術を使う魔導士〜
第8話 ジェラール
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に挑発した。


「……やっと追い付いたか。」

『『『『『『『『『『『『『なっ!?』』』』』』』』』』

「それにしても、よくそんな鈍足で此処まで走って来れたな。そこだけは誉めてやる。」

『こ、こいつ……!!』

『嘗めやがって!!』

『何言ってんだてめぇは!!この大人数に一人でやろうってのか!?』

『ぎゃはっははは!!そんなに死にてぇなら、お望み通り殺してるよ!!』

『肉片にしてやるぜ!!』

「この俺を…殺す、か……。」

『あぁ?』

「生憎だが、ここで死ぬのは……お前らだ。』

『嘗めやがって!!』

『撃てぇ!!』

『消し炭にしてやる!!!』


ドギュゥン!ドギュゥン!ドギュゥン!ドギュゥン!


「ふんっ……炎系統の魔法か……」


神官共のうち、約3分の2が炎系統の魔法を撃ってきた。一つでは大した攻撃力ではないが、流石に何発も撃ってくるとまあまあな威力である。
しかし、それでも今の俺なら只の蝋燭の火と同じ。


「見せてやろう……これが本当の……」(パッパッパッパッパッ!)

俺は迫ってくる攻撃を見ながら印を組んだ。


ドギュゥゥゥゥゥゥン!!!


「スゥ……」


『ぎゃはっははははははっ!!!くたばりやがれ!!』

『あの距離なら避けるのも無理だ!!』

『大口たたいてた割りには大した事ねぇなぁ!!!』


神官共が勝ったと思っている。だが、それは間違いだ。
神官共の前にいる男、うちはマダラの不思議な手の組み方を少し気になった神官もいたが、そんな事もお構い無しに魔法を撃ってきた。
しかし、神官達は選択を間違えた。
もしマダラが、その不思議な手の組み方をしている間…あるいは組んだ後すぐに逃げていれば助かったかもしれない。
だが時はすでに遅く、マダラの口からは何か赤いものが見えてきた。


「火遁……」

『ぎゃはっはは……!?な、何だ!?あれは!?』

『口から火が!?』

『に、逃げろ!!!』

わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!

「(もう遅い)豪火球の術!!」


ボォォォォォォォォっ!!!


『ひ、ひぃぃぃぃ!?』

『ぎゃぁぁぁぁぁ!!??』

『わぁぁぁぁぁ!?……あ、熱い……。』

『が……た…たす……け…』


マダラが放った炎の玉は、神官共の魔法を呑み込みそのまま神官達も呑み込んで焼き殺した。
辺りは火に囲まれており、肉が焦げているような匂いもしていた。


「………少し、やりすぎたな。」


あまりの火の強さに、このままではエルザがいる部屋まで火がやってきそうだ。


「(パッパッパ)水遁・水衝波!!」
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