鵺っ子の修行
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「っ!!」
雪男は手を十字にして、飛び蹴りから顔を守ったので、ダメージは対して無いです。
「加奈、行こう」
「うん。行くよ、咲」
私達は即座に後ろと前に別れて雪男を挟み込み、クナイに風を纏わせて、2人同時に数十、数百本も投擲する。
「「神鳴流、魔星剣!!!」」
風を纏ったクナイは数百本の嵐となって、目標へ向かいました。
「ああ、マジックスターソードか…………ほら、もう大丈夫だからな」
どうやら、女の子は無事にご主人様が保護したみたいです。なので、小太刀を抜いて構えます。
「がぁ!」
「耐久力高いね。どうしよう、咲?」
「あれにしよう。いいでしょ、加奈?」
「そうだね。そうしよう。咲」
「うん。それが良いね。加奈」
相談完了。相手の攻撃を避けつつ、小太刀を合わせて、踊るように雪男の周りを動きながら、ちまちまとダメージを蓄積させる。そして、隙をついて同時に仕掛ける。
「っ!?」
「「神鳴流、回天剣舞・六連」」
左回転と右回転を同時に繰り出し、前後から空いてを回転させる事で、さらに遠心力を増大させます。
「があああああ!」
まだ、耐える。
「「止め…………浸透爆撃!」」
小太刀を収め、気を手に集中し対象の内部に通し、内部から細胞に通した気をを爆発させる。それを左右から同時にしました。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!」
左右から来た破壊の気がぶつかり合い、威力をさらにあがります。爆音が響きあたり一面に肉片が飛び散りました。色々と嫌なので、風を操って私達にはかからなくしました。
「勝ったね、咲」
「勝ったね、加奈」
「馬鹿、派手にやりすぎだ」
ご主人様が女の子を抱えて走って来るので加奈ご主人様の元へ行くと加奈抱きしめられた♪
「逃げるぞ」
「「?」」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!
「「……………………あ……………………」」
上の方から雪崩がせまってきています。
「転移」
視界が暗転して、次に気づくと店に戻っていました。
「「ごめんなさい」」
「浸透爆撃は人間には禁止な」
「「はい」」
「で、お譲ちゃん大丈夫か?」
「…………(こくこく」
「名前いってみ」
「…………雪奈…………」
「雪女の子供か?」
「…………(こく」
ひんやりして気持ちいね。なでなで。
「ん〜行く宛てあるか? 無いならここにいればいいが…………どうする?」
「…………ここに…………いる…………」
しばらく考えた後、ご主人様の袖を握って、返事をしました。
「じゃ、雪奈は小次郎
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