鵺っ子の修行
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さい」」
「それれはいいけど、どうしよっかな…………」
「「夜伽もさせてください。それが一番あったまりますから…………」」
「いいのか?」
確かに、そのとき改めて使い方と気や魔力をあげたらいいけど。
「「お願いします。私達は貴方の物ですから、問題有りません」」
「わかった」
結論から言うと、共振のせいかしらないが、片方を感じさせてたら、もう片方も感じて凄い事になった。
朝、気持ちいい感じて目を覚ますと…………二人が腰の部分でまあ、あれをしていた。
「おい、ナニしてるんだ?」
「「ん…………ちゅ…………れろ…………朝の奉仕?」」
「いや、そうだけど…………ん」
「…………こくこく」
「おい、出せって…………」
「「大丈夫です。苦いけど美味しいです」」
しっかりと飲んでというか…………かなりの量、魔力と気が吸われたんだが?
「「ご馳走様でした」」
「そうか…………もう大丈夫か? 色々と」
「「はい」」
肌もどこともなく艶々している。
「「…………できた…………」」
全身を気で纏っている。やっぱ知識の植え付けがちゃんとできてなかったのかねえ?
「寒くないね、咲」
「寒くないよ、加奈」
「よかった…………っ!」
「「なんか来たね。二人?」」
妖気が2つ近づいてくる。片方は逃げてるみたいだな。
「いくぞ」
「「はい!」」
かまくらを出て、まずは状況を把握する…………さて、二人の訓練に丁度いいか。
咲と加奈
苦いしどろどろだったけど、美味しかった。喉を通ると魔力と気が溢れてきたし。房中術を使ったせいかな?
「「なんかきた。二人?」」
妖気が2つ近づいてくる。逃げてるみたいです。
「いくぞ」
「「はい!」」
喉にまだ残ってる感じがするけど支障はないし、むしろ力が沸く感じでいい気分。
外に出てみてみると、5歳くらいの少女が全身毛むくじゃらで直立二足歩行する変なのに襲われていた。
「お前は俺の物だぁああああああああああああっ!!!!!!!」
「いやぁぁあああああ!!!! 誰かっ、助けてぇえええええっ!!!」
どうしよ?
助けた方がいいよね?
うん。ご主人様に聞いてみよう。
「鵺、あの雪男を始末して来い」
気持ちは同じみたいです。それと、皆さんは私達を同時に呼ぶときは鵺と呼びまず。何故か説明してしまいました。
「「はい!」」
私達は縮地を使って助走を得て、崖から飛び降りて斜面を走っている雪男の顔面に2人同時に飛び蹴りをかましてやりました。
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