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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第百三話      『アリシアのフェイト観察記録』
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かないから」

うん。シホの今の髪型はアルクェイドさんに聞いた話だと某猫の使い魔っぽいらしいしね。
前に志貴さんがシホの髪型を見て懐かしがっていたし。
そして少し髪型を変えただけで一気に可愛くなったもんね。
あ、髪といえば、

「そういえばアリサも髪をバッサリ切っちゃったよね? 切ってきた日は失恋でもしたかと色々と騒ぎが起こっていたからねぇ〜…」
「うんうん。でもそれでアリサちゃん少しかっこよくなったよね」

そんな話をなのはと一緒になってしていると噂をすればって感じで、

「誰がかっこいいって…? なのは」
「アリサちゃん、髪を切ってからかっこよくなったもんな〜」
「うん。アリサちゃん、かっこいいよ」

そこにアリサ、すずか、はやての三人が合流してきた。
いつも通りの仲良し七人組の集合である。

「…ん? もしかしたら…アリシアちゃん?」
「うん? なに、はやて?」

はやてが神妙そうな顔つきで話し掛けてくる。なんだろう…?

「もしかしてやけど今日はなにか面白いことやっとるんやないかな…? 私の勘がそう告げとるんやけど…」

さすがはやて…するどい!
それで小さい声で、

「(うん…なのはの話を聞いてみて私もしたくなっちゃって今日はフェイトを一日観察しているんだー)」
「(そうなんかぁ。それなら面白い光景を色々と見れると思うよ?)」

なにやらはやてが瞬時に色々と計画を練ったみたい。
これからが楽しみだね!


◆◇―――――――――◇◆


それから学校に到着するとクラスが違うのでそれぞれ別れる。
一年の時は全員一緒だったのに二年生になったら私達はそれぞれ別のクラスに分かれてしまったのだ。
でも運良く私とフェイトは一緒のクラスなので観察していられるよ。
でもなのはも一緒のクラスなので席替えの時にフェイトはすぐになのはと隣り合わせになってしまったのでお姉ちゃんとしては少し悲しいです。
ちなみに他のクラスではアリサとはやてが一緒のクラス。
シホとすずかが一緒のクラスである。
でもこういう時に男子とは校舎が別々になっているので女子同士で気軽に話せるからいいね。
この男女別々は一緒じゃない事に文句もいう生徒も多少いるけど学校行事では一緒になれるので限定された出会いを楽しみにしている女子も結構いる。
とにかく学校ではちょっかい出してくる男子がいない女子の花園なので別段シホとすずか、なのはとフェイトの異常な仲の良さは気にされていない。
というより小学校の時から知っている生徒もかなりいるので生暖かい目で黙認されていると言ってもいい。


閑話休題


っとと、学校でのちょっとしたうんちくはいいとしてフェイトの観察をしなきゃ!
それで見る。
授業中だというの
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