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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第百三話      『アリシアのフェイト観察記録』
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!」

それじゃ今日は一日フェイトをじっくりと観察できるね。

「そんじゃ今日は海釣りにでもいってくるかね。どうだ、クロノの坊主は? 付き合うか? 俺の釣りのとっておきの穴場を教えてやるぜ?」
「いえ、お誘いは嬉しいんですが今日から少し長期任務で当分は帰ってこれそうにないんですよ。
釣り師魂としては是非とも参加したいんですがね…」
「そうか。艦長っつう職は大変だねぇ…」

ランサーがそうしみじみと呟く。
そこに代わりにアルフが声をあげて、

「それじゃ代わりにあたしが付き合うぞ! ランサー!」
「いいぜ?」

どうやらランサーとアルフの今日の一日は決まったらしい。
最近はフェイトの魔力を食わない形態を模索していたようだけど子供姿で落ち着いたようである。
ランサーと一緒に釣りをしているアルフの姿を想像したら、なんだろう…?
子連れ狼…? アルフが狼なだけに。
フェイトが保護責任者をしている“エリオ”ともアルフは子供の姿で会いに行っているしね。
フェイトと同じで色々と複雑な事情もあるけどエリオは可愛いよね♪
フェイトの可愛がる気持ちも分かるというものだ。
それとクロノお兄ちゃんもアースラの艦長職の仕事が忙しそうでなによりである。
第二次成長期で背もかなり伸びて男子平均を越えたと喜んでいたので伸び盛りだね。声も変声期で低くなって男らしくなったし。
それと仕事場ではエイミィと一緒に頑張るのだろう。
なにやら最近いい雰囲気になる事が多々あるので士郎さんとアインスさんに続いてゴールインは近い、かな…?
私とフェイトがたまにお姉ちゃんと呼ぶとまんざらでもない表情をエイミィは浮かべるしね。
このまま本当の義姉になってもらいたいものだね。

それから聖祥大附属中学校の制服に着替えてリンディお母さんに行ってきますと言って私とフェイトはマンションを出る。
それでいつもみんなで集まる合流地点に到着すると先になのはとシホの二人がいた。

「おはよう! なのは、シホ」
「おはよう。なのは、シホ」
「あら…今日は遅かったわね、二人とも。それとおはよう」
「おはよう。フェイトちゃん、アリシアちゃん」

四人で朝のあいさつを交わし残り三人が来るのを待つ。
その間に色々と話をする。

「そういえばなのは。最近は髪が伸びてきたね? ツインテールから変えたサイドポニー…似合ってるよ?」
「うん、ありがとうフェイトちゃん。だから変身時以外の通常時はツインテールは卒業しようかなって思っているんだ」
「いいと思うわよ?」
「それにシホちゃんも少しイメージチェンジしてもうでかい黒いリボンが定着してきたよね。最近は普通にリボンをしながらも髪を流しているもんね」
「えぇ、まぁやっぱり慣れね。いつまでも嫌々しているわけにはい
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