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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
ゴーレム襲来
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〜一夏side〜
試合当日になり、俺は今ピットにいた。
だが俺はすでに燃え尽きていた…。
「一夏!シャキッとしろ!」
「そうですわ!シャキッとしてくださいな!」
箒とセシリアが何か言っているが俺の耳には入らない…。
こんなに燃え尽きていた理由は怜だ。
あれから怜はことごとく俺を無視した…。
鈴に謝ったら大丈夫かと思い、謝りに行こうとすると「そうやってまた傷つけるんだ〜。へぇ〜」とその時だけ怜が毎回反応して俺を白い目で見る。
その度に俺のライフはガリガリ削られて今の俺には精神のライフがゼロだった。
そんな俺を見かねたのか千冬姉が声をかけてきた。
「やる気がないなら棄権しろ。そうでないならシャキッとせんか!」
俺はそれを聞いて棄権も良いかも知れないと思った。
「そうだよな千冬姉、こんな調子の俺じゃあな…」
「いや、本気というわけでは……一夏、棄権するつもりなのか?」
俺が本気で落ち込んでいてどうにもならない様を見て千冬姉が珍しく狼狽えていた。
織斑先生って呼んでないのに怒らないし。
まあそんなことよりも棄権することを伝えよう。
「千冬姉……俺、この試合を棄k『〜♪』ん?何だよ、メール……って怜から !?」
俺はすぐにメールボックスを空けて内容を見た。
『こんにちは一夏。こっちもムキになってしまってゴメン。だけど一夏にちゃんと考えて欲しかったんだ。まあ一夏のことだから何のことだか分かってないだろうからちょっとだけ教えてあげるよ。酢豚を味噌汁に置き換えたら分かりやすいと思うよ。私は鈴お姉ちゃんのピットにいるけど一夏も応援させてもらうよ。頑張れ♪by,怜』
この内容を見て俺は何故かさっきまでのやる気のなさが吹き飛んでいた。
「棄権か。まあ仕方ない、私がそのことを伝えて「いや、ゴメン。俺、行く」くる……一夏?」
千冬姉の言葉を遮り俺は告げてピット・ゲートに移動して白式を展開した。
『えっと、織斑くん大丈夫ですか?』
「大丈夫です山田先生。いけます!」
俺がそう告げるとゲートが開いた。
『先程まで私のことを織斑先生と呼ばなかったことは今回だけは勘弁してやる。勝ってこい』
『進路クリアー、発進どうぞ』
「白式、出る!」
俺はそう告げてアリーナに出撃した。
〜一夏sideout〜
〜レイside〜
今ちょうど鈴お姉ちゃんと一夏が戦っている。
でもこの戦いでは絶対に決着はつかないようになっている。
何故かというとどちらかが勝利となる一撃を入れようとすると無人ISが乱入す
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